SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2017.02.20[月] 春待ち

東海桜


『ふるまいの茶事』も上級クラスになると、テーマを決めて、簡単なしつらえとそれに纏わるお話をしてもらいます。
今月のテーマは『春待ち』。

まだまだ寒い日が続きますが、
それでも日射しは確実に春のそれに変わりつつあります。
そんな季節の装いを、それぞれ思い思いのイメージを膨らませて茶席を作ります。

講座では、基本的な道具はこちらで用意しますが、受講生さんもテーマに合わせて何か一つ用意します。
「ふるまうために心をつくす」
こういうことの積み重ねが、自分自身のお茶会のためになると思うのです。

テーマがあって、イメージを膨らませ、それについて調べてお話する。
後は、美味しいお茶とわずかなお菓子があれば、楽しい時間の始まりです。


帰り道、お花屋さんで偶然見つけた東海桜。
桜の前線はまだまだだけど、一足早い春を家に連れて帰りました。

私の春待ちは、早咲きの桜。
心は「春よ来い!」

皆さんの春待ちは、どんな景色なのでしょうか。

By サ
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2017.01.28[土] 新年快楽

辻占
<辻占:中におみくじが入っていて今年一年を占います>


旧暦のお正月。
春節の到来です。アジアの諸国は大連休です。

日本では旧正月と言いますが、以前は日本でも旧暦を使っていたので旧正月を祝っていました。
その後、太陽暦を使うこことなり、現在の元旦に正月を祝うようになりました。

旧暦を使っているアジアの人々にとって、とても大切な祝日。
春節という文字通り、春の訪れを祝うお祝いのイベントが各地で開催されます。

まだ、寒い日があったり、雪が降ったりする日もあったりと、春と言えども厳しい天気の日もある時期です。
それでも、ほっとするような、暖かくなる日もあり、すぐそこまで春は来ていると感じられる各地です。

樹木もいよいよ、芽吹きの準備が始まります。
「陰陽五行」の世界、一年の始まりです。

自然界のあらゆるものを陰(いん)と陽(よう)に分けるという考えがあります。
五行の考え方は自然界は木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)の5つの要素で成り立っているというものです。

五行の行という字には「巡る」とかという意味があります。
5つの要素が巡ることによって万物が生成され自然界が構成されていると考えられています。

正に、春節の時期が五行の木(もく)の時期にあてはまるのです。
木々が成長発育する様子を指します。
この木(もく)は春の象徴です。
お茶の樹も春の陽気でいよいよ、新芽の準備に入ります。
陽気、あふれる時期になると、待ちに待った新茶の季節となります。

お茶も薬膳の世界。

ぐるり回って一年、木(もく)が来ました。春節、春の到来です。
いよいよ、春の訪れ。待ちに待った春です。

By J

2017.01.10[火] 原点復帰

凍頂烏龍茶


少し前に『原点復帰』という言葉の意味を教えてもらいました。
文字通り「原点に戻る」という事なのだけど、例えばプリンターでは
「ここまでの動作を完了したら『原点』とプログラムされた位置まで戻る」
ということになるのだそうです。

つまり、一つの動作が終わったまま次の動作に入ると、プリント位置が
ずれてしまう。
だから、一つの動作が完了したら、必ず原点に戻ることが大切なのだそうです。

普段何気なく使っている数々の機械の中には、一つの動作が完了したら
次の動作に入る前にスタート地点まで戻るということが、プログラミング
されているということを改めて知りました。
いつも同じように間違いなく仕事ができるのは、この『原点復帰』が
あるからなんだと、今さらながら気がつきました。


翻って、自分はどうかと考えてみると、
初めて中国茶を飲んだ時の豊かな香りの感動や、
茶文化の奥深さに触れた時の好奇心が満たされた喜びは
今も同じように持ち続けているのか?
と自問自答せざるを得ません。

そんな気持ちを抱きながら、今年最初にいただいたお茶は、
私の中の定番中の定番『凍頂烏龍茶』
お正月らしく、紅白の蓋碗に、春の訪れを最初に告げてくれる梅の
花のレリーフの茶杯で、昨年の様々な出来事をリセットできたかな?

『初心忘るべからず』という古い諺がありますが、これは
世阿弥の言葉だそうです。
http://textview.jp/post/culture/11843

「まことの花」を目指して、今年は原点復帰について
少し考えてみたいな、と思った新年。

本年もよろしくお願いいたします。

By サ
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2016.12.31[土] 感謝の気持ち

大日如来坐像:運慶
<大日如来坐像:運慶>


「居なくなって改めて、今まで以上に感謝の気持ちになった」

殿様のような父がしみじみ発した言葉。

老齢のため、膝の手術のため入院した母が年末に帰ってきました。

母が入院すると決まってから、

電子レンジの使い方を覚えたり
お風呂掃除をしたり
コンビニでおにぎりを買ったり

端から見ても、それなりにかいがいしく動いていた父。
「子供じゃないから自分で何でもできる」と本人は言っていても
周りは、ハラハラドキドキ。(笑)

朝、仕事に出て行ったきり、夜まで帰らない私のことも気遣って
くれるようになりました。

「長年ついてきてもらって、感謝している」

おおっ。
父の口から、母に対してそんな言葉がでるなんて。

で、母が帰ってきた途端、またまた殿様モード。
コラコラ。(^_^;


人は誰でも、自分でも気がつかないうちに、誰かに支えられている。

それは、
家族だったり、職場の友人だったり
愛する恋人だったり、気の置けない友人だったり。
時には、見知らぬ誰かだったり。

そんな日々に、そして支えてくれる人たちに、感謝の気持ちを
忘れないでいたい。

2016年も残すところ、あとわずか。
今年もたくさんの人たちに支えていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

2017年も皆様にとって幸せな1年となりますよう、お祈りいたします。
今年もお世話になり、ありがとうございました。

By. サ
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2016.12.04[日] 喜びも悲しみも

ユズ


今年も残すところ、あと1ヶ月を切りました。

今年もまた、お客様や受講生さんたちから

結婚が決まったこと、
家族が重い病にかかってしまったこと、
仕事を変わろうと考えていること、
子どもができたこと…。

その他にもたくさんの、嬉しいお知らせ、悲しいお知らせを
聞かせていただきました。

ロ・ヴーがオープンして16年。
たくさんのことがありました。

そしてその傍らには、いつもいつもお客様や受講生さんたちが一緒です。
喜びや悲しみを分かち合い、ともに喜び、ともに悲しむ。
本当に幸せなことだと感謝しています。

また今年も、ユズの季節がやってきました。
毎年同じように届けていただける、とあるお寺さんの完全無農薬のユズ。

今年1年の煩悩を追い払い
新しい年を迎える準備が、また始まろうとしています。
嬉しかったことだけは大切に仕舞っておいて。

By サ
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2016.11.01[火] お茶とお菓子の錦繍茶会

錦繍茶会01


お菓子とお茶って女の子たちのためにあるようなものだと時々思う。
どちらか一つだけでも、それなりに幸せなんだけど、2つあると
もっと幸せ。

そんな幸せな時間を皆さまと共有したくて、今年も「お茶とお菓子の
マリアージュ」と題して、プチセミナーを開きました。

怒濤のような9月、と前回お伝えしたけど、10月はもっと忙しかった。(笑)
10月から、講座も下期のスタート。
なんやかんやと準備もあって、プチセミナーの準備もして…。
気がついたら、ハロウィンも終わって、10月も終わっていました。(笑)

グミ01


実りの秋、ということで、飾るのはやっぱり実のもの。
グミの一種だそうです。


錦繍茶会02


お菓子は、神谷シェフの特別メニュー。
最近では、ジイヤ先生との息もピッタリ合ってきて、錦繍の名前に
相応しく色とりどりのお菓子たち。
モンブランにザクロのジュレと巨峰のジュレ。
無花果のコンポートにシナモンアイス…。


20161030_sweets05.jpg


食べきれないほどのお菓子とこの日のために用意した、特別なお茶。
秋の花の代表格でもある、菊花の微炭酸のお茶。
石古坪単欉と野生正山小種。

神谷シェフとのコラボはいつもとても人気です。
食べて飲んで楽しむだけでなく、プチセミナーというだけあって、
ちゃんとジイヤ先生のお話の時間もあるんです。

毎回、美味しいお菓子やお料理を作ってくれるシェフ。
その横で、笑顔で支えてくれる奥様。
(ちなみに、奥様はロ・ヴーの元スタッフさんです)
そして、現在のロ・ヴーのスタッフさんに、楽しい時間を一緒に
過ごして下さる参加者の皆さま。

いつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

次の機会もまた、ご一緒して下さいね♪

By サ
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ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

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