SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

--.--.--[--] スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --:--  Top

2008.05.07[水] あかだとくつわ

喫茶文化が日本に広まるきっかけとなったのは、1190年に宋から
帰国した栄西禅師が持ち帰った茶の種(苗)であると言われている。
しかし実際には、それ以前に茶の種は唐の時代に、遣唐使として
中国に渡った最澄と空海が日本に伝えたとされている。

お茶について勉強していると、どうしても頭の中が「お茶」だけに
偏りがちだが、実は彼らはお茶だけではなく、お茶とともに食する
「お茶菓子」も日本に伝えているようだ。
遣唐使が伝えたとされるお菓子は、小麦・米生地のものを油で
揚げたもので、奈良・平安時代に「唐菓子」として普及した。
その一つがこれだ。

akada-kutsuwa
名古屋市のすぐお隣、津島市にある「津島神社」。
名古屋人にとっては、津島市と言えば「津島天王まつり」
(重要無形文化財)というほど有名な祭りがある。
しかし、実は祭りだけでなく、この津島神社には由緒正しき
お菓子があるのだと言う。
それが「あかだ」だ。

「あかだ製造元祖 あかだ屋清七」さんによると『一節には、
弘法大師が当地に立ち寄られ津島神社に悪疫退散の祈願を
込めた米団子の油揚を供えて…』とある。
あかだとは、仏教で「阿伽陀(不老不死の薬の意)」という意味
があり、厄除けとして参拝者に授けたとのだと言われている。

あかだに遅れて「くつわ」というお菓子も作られるようになった。
津島神社の「茅の輪くぐり」の神事に使われる茅の輪をかた
どった物と言われており、神馬のくつわに似ていることから
「くつわ」と言われるようになったという。

最近の研究により、和菓子のルーツではないかと言われる
ようになっているらしい。
ひょんなことから、その「あかだ」と「くつわ」が手元にある。
写真の丸い方が「あかだ」で、輪になっている方が「くつわ」。
非常にシンプルな素材(うるち米ともち米の粉、砂糖)から
なる、油で揚げただけのお菓子で、素朴な味わい。
ちょっと固いので、歯の弱い人は要注意。

遣唐使が伝えたと言われるお菓子を食べながら飲む中国茶は、
また格別な味わい。
どれだけ食べれば悟りが開けるかはちょっと謎。

関連記事
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://lovu08scenery.blog98.fc2.com/tb.php/75-d88a6eb5
プロフィール

ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
リンクバナー
那覇の旅行情報
<那覇の旅行情報>
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ
Pagetop
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。