SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2014.09.17[水] 観月茶会『望月望郷』

中秋節:ススキ
Photo by Hideo.N

遥か昔、中国が「唐」と呼ばれていた時代、日本人でありながら
中国名を持つ人がいました。

晃衡こと阿倍仲麻呂です。

 「三笠の山に いでし月かも」

時の皇帝に愛された仲麻呂が、ようやく許され、唐から日本へと帰国の途につく際
日本語で詠んだ歌とされています。
そしてこの詩は、西安でも記念碑として漢詩で刻まれています。

船は日本にたどり着くことなく、その後、仲麻呂は生涯を唐に捧げました。
二つの国の架け橋となった彼が眺めた月は、どんな風に心に映ってにいたのでしょう。


9月8日 17:26 方位97.8°
月の使者が舞い降りた 特別な夜。


月のうさぎ
Photo by Makoto.K


月に捧げるのは…

ザクロ
Photo by Makoto.K

ザクロに


中津川の栗
Photo by Makoto.K

中津川の友人から特別に送ってもらった栗。


月餅
Photo by Makoto.K

そして、幸せの願いが込められた、円い円いお菓子、月餅。
今年は閏月があるために、一つ多い13個。


梅山高山茶(中焙火)

今日の日のために少し焙煎を強めにかけた台湾の梅山高山茶。

茶碗の中には、月の使者からの贈り物が、、、。
月でうさぎは薬を作っていると言われる中国。
お茶はもともとは薬から始まったとされます。

ひとひらの茶葉には月の使者の思いが込められています。



月のうさぎは

準備のお昼間、「風」と共に現れ、少しいたずら。
夕刻、少し恥ずかしがりましたが、雲を蹴散らし、輝く姿を現しました。

お茶会佳境では、お茶席の間を跳び回り、ご参加の皆さんに月の幸せを
運んでくれたのでした。



水面に映る中秋の名月
Photo by Hideo.N

終幕は池の水面にひと跳ねし、美しい後ろ姿を残し、月へと帰って行きました。
水面残ったのは、ひときわ輝く名月だけ。



沢山のご来席、ありがとうございました。
満席にて、魔法の雫が飲めなかったという皆さま、申し訳ありませんでした。

次はうさぎの魔法に出会えますように。

2014年9月8日 中秋の名月
Photo by Hideo.N


<Special Thanks>
幽玄な世界が漂う数々の写真を、今回のブログで使用することを快諾して下さった
お二人に感謝です。
ありがとうございました。


By J
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