SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2013.07.18[木] よい?よいよい?

神農


「私ね、この間、よいよい山に行って来たんですよ」
「よいよい?」
「よい山」
「……? あ~宵山!祇園祭ですね」

この時期「よいよい」と聞いて、すぐにピンと来ればいいのですが、前後の脈絡なく、
いきなり「よいよいやま」と聞いて、思わず「どこの山?」とボケたことを一瞬
考えてしまいました。(笑)
この女性が旅行や山へハイキングなどへ時々行かれることを知っていたので
「よいよい山ってどこにあるんだろ~?」と完全にピンボケです。(笑)


さて、祇園祭と聞いて思いつくのは八坂神社。
数年前、煎茶小川流の御家元、小川後楽先生から面白いお話を伺いました。
八坂神社の主祭神は素戔嗚尊。しかしそれはまだ最近のことで、明治時代
「神仏判然冷」以前は、牛頭天王でした。


お茶と薬に関わる人が牛頭と聞いて真っ先に思い出すのは、中国の神話に
出てくる「三皇五帝」の一人、神農。

「葵祭は公家の祭り、祇園祭は庶民の祭り」と先生がおっしゃるように
もともと祇園祭は、庶民の間に流行した疫病の際の御霊会が起源という
ことです。

神農は「日々72の毒に当たり茶で解毒した」と言われているように医薬と
農業の神様。
牛頭天王も神農に何か関係があるのではないか…というようなお話でした。


私たちにとって、祇園祭のメインは、宵山、山鉾巡行になってしまうの
ですが、先生方にとっては、7月に入るとすぐに献茶式のための準備で
忙しくなるそうです。
一般にはあまり知られていないと思いますが、山鉾巡行の前に表千家・
裏千家が隔年で担当をされる茶の湯の献茶式があり、その後、煎茶道の
六流派が輪番で献茶式を執り行うのです。
7月いっぱい、お祭は続くのですね。

京都には何度も行っているので1枚くらい八坂神社の写真があるのでは
ないかと思っていたのですが、以外にも見つからず。
手元にあった友人知人からもらった資料の中に神農のイラストがあったので、
それを写真に撮ってみました。

頭に角が生えているので牛頭なのですが、そう言えばお嫁さんも「角隠し」
をするのではありません?
ということは…。(笑)
いえいえ、女性はみんな優しいので怖い角なんか生えませんよ。

祇園祭に行ってみたいけど、きっとすごい人なんだろうなぁ…。
とりあえずは来週、小川先生にお会いした時に、祇園祭の話をお聞きして
妄想祇園祭を楽しむことにしておきます。(笑)
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Comment
東北最南端の海沿いの街に育ちましたから、夏はごく快適でした。そういう育ちをした者が東京に出たら、物凄い夏に慣れなくて困っています。未だにそうです。
京都の夏はもっと大変でしょう。
暑い時には思い切り汗をかく。そのために、気宇壮大なことをやろうじゃないか。何となくわかるような気がします。

でも、こちらは見る方で、炎天下に何時間も粘って良い位置をキープするなんて、あるいは、べらぼうな値段で有料席を入手するなんて、考えただけでも嫌になります。
祇園祭に行くことが出来ない状況が今年も更新されてしまいました。
  [URL] [Edit]
2013.07.19 Fri 21:45  サンタ #54eKsoAw
>Aztakさん
東北の夏は快適なのでしょうね。名古屋の夏は京都に負けず劣らすの暑さで
信州からやって来た叔父は、2泊する予定をキャンセルして1泊で帰って
しまったことがあります。(笑)

京都と名古屋は日帰りの距離なので、昔は、桜、紅葉と仕事でよく行ったもの
ですが、その後遺症か、できればあの人混みの中にまみれたくないという…。
私も祇園祭に行けていない記録、更新中です。(^^;
Re: タイトルなし  [URL] [Edit]







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