SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2013.02.25[月] どこかで春が

ここ数日、名古屋にも寒波が訪れているようで、朝は粉雪が舞ったりして
寒い、さむい。
立春を迎えたというのに、旧正月も過ぎたというのに、春の足音を雪が
消し去ってしまったかのようです。

それでもそんな冷たい空の下、ほんの少し春を運んでくれたものがありました。
ジイヤ先生のお庭に咲いたという水仙の花。


水仙と言えば有名なギリシャ神話に登場するナルキッソス。
水鏡に映る自分に恋をしてしまう、決して報われることのない自己完結型の
少し悲しい物語。



スイセン

ちょっと珍しい八重の水仙。




ニホンズイゼン

ニホンズイセン。


日本水仙の学名は、「Narcissus tazetta var. chinensis」というのだそうです。
学名(chinensis)を見ると、お茶の木の学名「Camellia sinensis」に似てる…。
そう、水仙もまた中国を経由して日本に伝わったようです。

日本水仙とは言うものの、漢名(中国名)の水仙の字音を、日本語でそのまま
スイセンと呼ぶようになったようです。
いつ頃日本に伝わったのか、ちょっと気になったので調べてみましたが
現時点ではまだよく解らないみたい。

wiki先生によると『スイセンという名は、中国での呼び名「水仙」を音読み
したもの。「仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」と
いう中国の古典に由来する。水辺で咲く姿を仙人にたとえたのであろう』と
いうことでした。


私にとって水仙の清々しくも甘い香りは、台湾の清香系烏龍茶の香りに
シンクロします。
水辺の仙人にはなれそうもないけど、廬仝が言うように7杯の中国茶を
飲んだら仙人の境地に浸れるかもしれません。

敏感な目と鼻で、黄色のツブツブの気配を感じつつ。
水仙の香りに春を感じつつ。


================
<追記>
水仙について素敵なことを教えていただきました。備忘録として追記して
おきます。

水仙のことを『凌波仙子』、『仙客』とも言います。
三国志、曹植の『洛神賦』に因むもののようです。

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Comment
どうにも寒い日が続きますね。寒さの底の数日間のようです。

水仙ってどんな臭いでしたかね。鼻が悪いわけじゃないけど、どうにも寒さで鼻がきかなくなってしまうようです。

PS.今日は久しぶりに文楽を見に行ってきます。簑助が突如休演などしないことを祈りつつ。
  [URL] [Edit]
2013.02.27 Wed 00:01  サンタ #54eKsoAw
>AzTakさん
本当になかなか暖かくなりませんね。奈良のお水取りまではムリでしょうか。
水仙の花の香りは、爽やかで且つ気品が損なわれない香りですよ、と言っても
かなり主観が入っていますけど。(笑)

文楽、良いですね!
私はテレビで「曽根崎心中」を見たことがあるだけで、生の文楽は未体験です。
いつか見てみたいと思ってはいるのですが…。
Re: タイトルなし  [URL] [Edit]







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