SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2012.05.12[土] さつき茶会-緑

和室の席は緑茶で本来は「緑席」なのですが、前出の理由によって「桃」
になりました。
これは「中国では仙人が食べるという桃(仙桃)のようにして下さい!」と
いうリクエストに応えてくれた川村屋さんのお菓子の色のイメージから。

和室01


最初は葛で餡を包んで…、というお話もあったのですが「それじゃ去年と同じ
なので他の素材で作って」という注文に葛に外郎を混ぜて少しマットな
仕上がりにしてくれました。
葛や外郎だとお皿にペタペタくっついちゃうので、何か方策も考えないと
いけませんね~とつぶやいたら、秘密兵器も用意して下さって、何やら申し訳
ないような…。

千家の先生方でもこんな我が儘は言わないぞと、思われているかも
しれません。


中国歴代の権力者たちが望んだ不老不死。千年に一度実を付ける仙桃。
そんなイメージをもとに、和室のカラーは皇帝(宮廷)の黄色。

和室04
Photo by ATOMAさん




和室03

オンシジウムと利休草。



和室09

オーニソガラム、アストランチアとトルコギキョウ。



お茶はもちろん、西太后もこよなく愛したという龍井茶。
ジイヤ先生たっての希望で、明前(清明節前に作られたお茶)の梅家塢
の畑の龍井。
正直「どーしてくれるのよ」というくらい大赤字です。

でもいいのです。
わざわざ伊勢から来てくれた人や、仕事の途中(多分)で抜け出して
顔を出してくれた人がいてくれただけで十分です。
神戸や大阪から足を運んでくれた人もいて嬉しかった。
急に予定が入ってお茶を飲む時間がなくなってしまったと言って、挨拶をして
すぐにそのままお帰りになった方もあり…。

彼らのパワーと行動力に、感謝することはもちろん、尊敬の気持ちさえも
抱いてしまいます。
こういう人々とめぐり会えたお茶の縁に、心が満たされる思いです。


和室06
Photo by ATOMAさん

肝心のお茶は、一煎目は届いたばかりの龍井を贅沢にもアイスティーで。
二煎目は温かいお茶を召し上がっていただきました。




和室07



和室07


チーフさんが用意した深川製磁の茶器は、偶然にも黄色のウサギ。
丸い茶棚は月に見える?
父娘の愛情に包まれて、月のウサギは迷わず天に昇っていけるはず。
白いお皿は優しかった父からの手作りの贈り物でした。

和室10
Photo by ATOMAさん

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