SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2011.08.29[月] 豊田市美術館

フェルメールに会いに豊田市美術館に行ってきました。

豊田市美術館


豊田市美術館は、何年か前、東京のお客様から「こんなに近くにいながら
豊田市美術館を見たことないなんてもったいない!」と強く強く美術館
の建物だけでも見ることを勧められていたのです。


豊田市美術館


いつかチャンスがあったらと思っていたので「フェルメール 《地理学者》と
オランダ・フランドル絵画展(6/11-8/28)」にギリギリセーフでお出かけ。


地理学者で面白かったのは、羽織っている上着が「日本の着物、若しくは
模造品」のようで交易によってオランダにもたらされた物だそうです。
『ヤポンス・ロック(日本の着衣)』と呼ばれるもので、当時の裕福な
市民階級のステータス・シンボルだったとか。
素材はやっぱりシルクなのかな。

館内には、レンブラントの作品『サウル王の前で竪琴を弾くダヴィデ』と
『マールトヘン・ファン・ビルダーベークの肖像』の2点(いずれも1630年
頃の作品)があったのだけど、無造作に並べられていて、普通にスルー
していかれる方が多かった。
こんなんでいいの!?というくらい境界線もなく、手で触れるくらい近くで
見られたのに、もったいない‥。


さて、今回のもう一つの興味は『フランドル派』と呼ばれる作品群の中に
お茶が描かれているものがどれくらいあるのか?と言うことでした。

1602年にオランダ東インド会社が設立され、1610年にはお茶が中国から
ヨーロッパにもたらされたとなると、これらの作品が制作された、
1630~1700年頃までの年代は、まさにオランダでお茶が広く飲まれる
ようになった時代と重なっているはず。

期待を込めながら探してみたけど、探し方が悪かったのか、ティーカップ
やお茶の場面と思われるような物は見つけられませんでした。
わずかに、中国の陶器が描かれていたくらい。
う~ん、残念!


美術館の後は、もう一つのお楽しみ、同じ敷地内にある『童子苑』へ。
なかなか立派な茶室なのだけど、お茶会の時以外は、茶室に入ることは
できないらしく、立礼席のみで抹茶とお菓子が頂けます。


豊田市美術館

こちらは立礼席。



山路

「山路」と名付けられたお菓子。



抹茶茶碗

夏らしく、ガラスの茶碗で。


豊田市美術館

3畳台目の『豊祥庵』。



豊田市美術館

外から見るだけならOKということだったので、ちょっとだけ中を覗いて
みました。


外は蝉の鳴き声すら聞こえてきて夏の日射しが強いのに、茶室の中は
薄暗く、ほんの一条の光が射し込んでいるだけ。
まるで静かな宇宙が広がっているみたいでした。

近代的な造形の豊田市美術館と、そして日本の美に包まれた童子苑。
どちらも一見の価値あり、です。

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