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2010.11.04[木] お茶本:茶都に学ぶ

お茶友から新刊本の情報が来たので、早速読ませてもらった。
『茶都に学ぶ 私の杭州中国茶留学 著:宍戸佳織』


茶都に学ぶ


お茶関連本と言えば、普段はどちらかというと少し固めな内容
の物を読むことが多いのだけど、サブタイトルの『私の杭州中国茶
留学』というフレーズに惹かれて久しぶりの新刊本♪

内容は、杭州の茶館の紹介や茶藝について、そして宍戸さんの
「今は亡き第一期高級茶藝師袁勤迹先生に捧ぐ」という言葉通り、
師事された袁勤迹先生がいかに美しく聡明な人であったかが
書かれている。

袁先生は、1996年に創作した『禅茶茶道』をはじめ『菊花茶道』など
苦心を重ねてオリジナルの茶藝を完成させた方だということ。

先生の素晴らしいと思うところは「茶芸の動作も流れも、各個人
の体格やその日着ている服に合わせて自由に流行を作っていくもの
なのです。茶芸は、茶芸師各人が自分の頭を働かせ科学的に考え、
その人の持つ美を最大限に発揮するように行います。(ここまで
引用)」とおっしゃっているところ。

まさに。

中国茶の魅力は「自由度が高い」というところにあると思う。

茶の湯の茶道のように、右、左、右、と三手で取るとか、左、右の
二手で取らなければならないという、細かいしきたりがない。
茶の湯の場合は、使う道具は、季節による違いはあるものの
流派によってほとんど統一されていると言っても過言ではない。
だが中国茶の道具はあまりにも種類が多すぎる。
何を使うかによって、動作も道具の置き位置や使う順序も、異なって
当然と言えば当然だと思う。

だから、茶藝を学ぶということは、生意気に思われるかもしれない
けれど、お茶を淹れるということのほんの入り口に立っただけの
ように思えるのだ。

「各人が科学的に考え、最大限の美を引き出す」。
これは日本の茶の湯にもあるように、もてなしの心がなくては
できない。

いかにして、美しく美味しいお茶を相手に振る舞うことができるか。
お茶を飲む相手があってこその茶藝であり、茶道であるのだ。
と、今回はちょっと辛口な内容になってしまいました。

中国茶藝についても、とても丁寧に書かれているので、杭州に
行ってみたいと思っている方や、中国茶藝に興味のある方に
おすすめしたい1冊。

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