SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2010.10.16[土] お茶会:茜

お茶会:茜
Photo by okayan.さん

今回最も苦労した部屋、それが茜。
同じ赤でも、紅と茜の色の違いを出さなければならない。



横手の茶壺
Photo by okayan.さん

茶道具の方は、チーフのUさん所有の作家さんの茶壺と茶則、と
早々に決定。

中国茶にしては珍しい、横手の茶壺。
この作家さんの、この茶壺、私もいいな、と思っていたのです。
本体を構成している土と蓋の金属部分、そして持ち手の木、という
異素材のものを実にうまく組み合わせていて、とても芸術的。

そして最も苦労した、花。
他の部屋が下から上へという花だから、この部屋は下に垂れる
ような花にして、とジイヤ様から無茶苦茶なリクエストが入る。

言う方は簡単だけど、どうやって作ろうかな~って。(笑)
確か床柱に釣花入れの釘があったなぁ‥なんてモヤモヤと考えて
できあがったのがこれ。


茜:床花
Photo by okayan.さん



茜:アブラドウダン
Photo by okayan.さん


お花屋さんに「赤系の紅葉している枝もので、縦じゃなくて横に
広がる感じのが欲しいの」と言い張り(笑)、金曜日の夜に
お花屋さんの倉庫で選ばせてもらったアブラドウダン。

今年は猛暑のせいで「紅葉した葉っぱは難しい」と言われて
いただけに喜びもひとしお。
ドウダンだけでは寂しいので、鈴薔薇(スズバラ)の実も仲間入り。



上から垂らすだけではちょっと物足りない、ということで。
これまた金曜日の夜、近所の公園で目を付けておいたヒガンバナ。
町内会長さんの許可を得て、土曜日の夜、公園でハサミ片手に
ガサゴゾ、チョキチョキと怪しい人になってきました。(笑)


茜:ヒガンバナ
Photo by okayan.さん

写真になると、とても近所の公園に咲いていたとは思えない
麗しい姿。



茜:アナスタシア
Photo by ATOMAさん

主人(亭主)のテーブル花は、アナスタシアともう一つ、別の種類の
菊をミックス。



テーブル花01
Photo by ATOMAさん

こちらは、アブラドウダンとスズバラ、チョコレートコスモスを
組み合わせて。



お茶は、坦洋工夫という福建省の紅茶。
コクがあるのに渋くなく、甘い余韻が。

茜:ケイク・キャラメル
Photo by tearecipeさん

お菓子は「ケイク・キャラメル」。
リキュールでマリネした洋梨が入っています。
そう、決してフィナンシェではないのだけど、食べた印象は
そんな感じかも。(笑)


お花もお菓子も、腕の良いカメラマンさんたちに撮してもらって
冥利につきるというもの。
ポストカードにしたいくらいにどれも美しくて、思わず笑顔に
なってしまいます。

3つの部屋の異なるお茶とお菓子、そして花などの室礼。
準備するのは大変だけど、こうして後に残る写真や思い出を
一つずつ思い返すとやっぱり楽しい。

ライターのマリコさんが、そんなお茶会の様子をすてきな文章で
ご紹介して下さっているで、こちらもぜひご覧下さいね。

そして何よりも、これらの写真を使わせて頂くことに快諾をして
下さった okayan.さん、tearecipeさん、ATOMAさん、
本当にありがとうございました。

さて、次回はどうしましょうか、ね、皆さま。
何がやりたい?(笑)

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