SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2008.03.03[月] 「蘭の香り」に異議あり!

閉店間際の時間帯になってくると、そろそろ小腹がすいてくる。
そんな時間に食べ物の話はできるだけ避けなければならないのに、なぜかどうしても食べ物の話になってしまうのは、食い意地がはっているせいでしょうか。

本日締めくくりの話題は、テキーラ。
もともとお酒にはそれほど強くないので、アルコール度数の強いお酒はあまり飲んだことがない。
でも映画なんかに出てくるグイッと飲み干す姿は、ちょっと憧れ。
塩をペロッ、ライムをガブッ、その後小さなグラスでグイッ。
ペロッ、ガブッ、グイッ。を3回もやったら、間違いなく倒れるでしょうね。その前に、喉が焼けちゃうかな?

ところで、このテキーラの原料は「竜舌蘭」だそうで、私はサボテンだと勘違いしていました。
竜舌蘭は、リュウゼツラン科、Agave属(またはリュウゼツ属/ヒガンバナ科に含むこともあるらしい)の植物で、蘭と名前がつくものの、ラン科(Orchidaceae)の蘭とは別もの。

そうそう、蘭と言えば、中国茶の世界では香りの形容に『蘭の花のような香り』という表現がしばしば使われます。
今年になって初めて教えて頂いたのですが、『蘭の香り』と一口に言っても、本当に様々な蘭の香りがあるとのこと。
「この蘭の香りはどんな蘭の香りなのでしょうね。とても興味があります。」と、ご質問頂いたことがきっかけだったのですが、なかなか奥が深い話なので、今後の宿題ということでお預かり。

とりあえず思い出せる蘭の種類といえば…
デンドロビウム、オンシジューム、シンビジウム、カトレヤ、ファレノプシス……、この程度。
蘭と言えばどれも甘く気品のある香り、などと思いこんでいるから困ったものです。

その後、聞いたところによると、南方(東南アジア方面)系の蘭の花には、受粉にハエを媒介する物もあるので、ハエ好みの香りの花もあるとのこと。
さらに別の方からの情報によると、蛾が媒介する花もあるらしい。
花の蜜を吸いに来るのは、ハチだけではないのですね。
ハエやら蛾やら、なんだかあまり美しくない響きではありますが、自らは自由に動けない植物が命をつなぐということは、様々な生き物が関係してくるということなのでしょう。

ついでと言っては何ですが、蘭の花の後ろに筒みたいな物がありますが、これを「距」と言って、この中に蜜が入っていたりするのだそうですが、この筒の中にエイヤッと口吻(こうふん)と言う長い口を入れて蜜を吸う蛾がいるのだそうです。
この事実が発見される前に、そうであろうと予言をしたのが、「進化論」でおなじみの「ダーウィン」だそうで『頭の良い人は、花一つも見ても考えるベースが違うのね。』などと、変なところに感心してしまいました。

テキーラからずいぶん話がそれてしまいましたが、メニューにある「蘭の香り」をもう少し具体的に表現できるのだろうか?と考えています。
春の新茶が出そろった頃に、東山植物園に出陣してみるのもよいかもしれません。

ああでも、スギ+ヒノキ重度花粉症の私としては、マスクにゴーグルと完全武装で出かけないと、大変なことになってしまうかもしれません。
そんなことで香りの違いがききわけられるのか、かなり不安ではありますが。


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