SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2010.02.19[金] ブクブク茶

いよいよブクブク茶の茶室のある浦添市へ。
途中、嘉手納や普天間基地の横を通る。
嘉手納基地は、何度見ても本当に広い。
その周りでは、軍人さんのための高級マンションが幾つか
建設されている最中だった。

細い道を何度もクネクネと曲がり、ようやく到着。
今回は、他の生徒さんのお稽古に特別参加(お客さまとして)
させていただけるとのこと。
一連の流れにそって、昼の食事も一緒に頂けることになっている。
茶の湯の懐石のような形なのだろうか。期待に胸が膨らむ。

これがブクブク茶のお茶席。
無礼を承知で、先生にお願いして撮影をさせて頂いた。

ブクブク茶のお茶席

お茶を点てる時の器と茶筅は思いの外大きくて、この茶碗と
茶筅は、どこに売っているのだろうか、などとよけいな事を
考えてしまった。(笑)


実際にお茶を点てる所を見るまでは、どうやって泡立てるの
だろうかと不思議だったのだが納得。
二人一組でお茶を淹れるようだ。
一人はお運びとして、お点前をする亭主を補佐する。

ブクブク茶のお点前


ポイントとしては、
 1)水は硬水が一番。(軟水ではないところがミソ)
 2)玄米を炒って、その玄米湯を使う。
 3)お茶のベースはさんぴん茶(ジャスミン茶)。
 4)お茶を頂くときは、少し口を開き気味にしつつ、泡も
   一緒に飲み込む。

こんな感じかな?

茶筅を使いお茶を点てるだけあって、茶の湯のお点前にも
非常に似ている。
茶碗が大きい分、一人分ではなく3人分のお茶を一度に
淹れるようだ。(たまたま今回は3人分だったのかも
しれないけれど)

硬水のせいか、それとも玄米湯のせいか、以外にも泡立ちは
早く、あっという間にブクブクと細かい泡が立つ。
その泡を茶筅で受けて、先にお茶を淹れておいた客用の
茶碗に泡を盛りつける。
まさに「盛りつける」という表現がピッタリなのだ。

最初にお茶を頂き、その後に食事。
これがまた嬉しいことに、沖縄ならではの家庭料理や珍品が並ぶ。

最初に運ばれてきたのは、
 アーサ汁:沖縄のアオサという海草の吸い物
 柑橘の皮を使った酢の物
 玄米の入ったご飯
 豆腐よう:沖縄の珍味の一つで、島豆腐を紅麹菌と泡盛で
      漬けた発酵豆腐
 昆布巻きと海草の料理:海草の料理は食べたことがない料理

今回、先生のご親戚が特別に作って下さったという『豆腐よう』は
他の生徒さん達も「普通の豆腐ようとは違い、ちょっと珍しい味」と
とても喜んでいた。
とても濃厚なクリームチースのような味わいで、発酵と泡盛の
ツンと鼻に来る芳香がある。泡盛を飲みながら、チビチビと
食べてみたいと思うような深くコクのある美味しさ。
先生のお心遣いに改めて感謝。

その後に、エビと卵、キノコ類などの炊き合わせ、ゴーヤの料理
などが続いて出された。
珍しい料理としては、黒ゴマのタレをたっぷりとつけた豚肉の
蒸し料理『ミヌダル』。これはメチャクチャ美味しかった。

本来は、やはり懐石料理のように順番に供されるものなのだ
そうだが、私たちが先を急いでいるだろうという心遣いで
少し簡略化して出して下さった。

『きっぱん』は、沖縄のカーブチーなどの蜜柑類で作る砂糖漬衣の
お菓子。作り始めてから出来上がりまでに4日間を要するという
この貴重なお菓子も頂いた。
今でもこのお菓子を製造している店は、殆どないということだった。

食後には、煎茶揃えで『さんぴん茶』。
沖縄の「さんぴん茶」は中国のジャスミン茶「香片茶(シャン
ピンチャ)」が訛ったものと考えられている。
こんなところにも、中国と琉球の繋がりを垣間見ることが
できるのだ。

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