2009.10.12[月] 夢の競演
いろいろご意見はあるでしょうが、夢の競演と言えば
やはり、今は亡きパバロッティ、ドミンゴそして
カレーラスの三大テノールのお三方でしょうか。
1997年のナゴヤドームのこけら落とし公演の一つに
パバロッティのコンサートがありましたが、もちろん
チケットなど手に入るはずもなく。
その後のメトロポリタン歌劇の来日公演でも、チケットは
かなりの高額にも関わらず、あっという間に完売。
オペラファンってすごいのね、などと思ったものです。
(私はちょっと見てみたいな~と思っただけ(^^;)
さて、オペラではありませんが、この季節の『夢の競演』
と言えば‥。
やはり、今は亡きパバロッティ、ドミンゴそして
カレーラスの三大テノールのお三方でしょうか。
1997年のナゴヤドームのこけら落とし公演の一つに
パバロッティのコンサートがありましたが、もちろん
チケットなど手に入るはずもなく。
その後のメトロポリタン歌劇の来日公演でも、チケットは
かなりの高額にも関わらず、あっという間に完売。
オペラファンってすごいのね、などと思ったものです。
(私はちょっと見てみたいな~と思っただけ(^^;)
さて、オペラではありませんが、この季節の『夢の競演』
と言えば‥。
秋の味覚の栗。
そう『栗きんとん』です。

左から、恵那の寿や、奥が八百津の緑屋老舗、そして
右が中津川の川上屋。
前から食べ比べをしてみたかったのですよねぇ。
その夢を叶えて頂いて「盆と正月がいっぺんに来た」と
いう心持ち。(嬉)
せっかくなので、轆轤の筋目が残っている感じが気に入って
いる常滑焼きの朱泥の急須に、九州土産の嬉野茶で、夜中に
まったりと楽しませていただきました。
お茶が日本に広く伝わるきっかけとなったのは、1191年、
栄西が佐賀県の背振山に植えた事に始まるとされています。
嬉野茶は、佐賀県で作られる日本では数少ない「釜炒り茶」の
代表格。三重県の尾鷲市や岡山県でも釜炒り茶が作られている
そうですが自家消費用としてが大部分で、一般市場に出回る
ことはあまりないようです。
さて、肝心の栗きんとんのお味はというと
1)恵那:寿や
久しぶりに食べたのですが、前よりも栗のツブツブ感が残って
いるように思いました。3つの中では一番甘味が強い感じ。
砂糖独特の蜜っぽい甘味が口に残る印象です。
2)八百津:緑屋老舗
某料亭の女将さんがご友人の方から頂いているのを目撃して
以来、興味津々だったのですが、甘味は控えめで栗の「渋皮煮」
を思わせるような後味があって美味しかったです。
栗本来の美味しさが味わえる感じ。
3)中津川:川上屋
一番素直な美味しさの栗きんとんに思いました。
甘さ加減も丁度よく、栗のツブツブのサイズとかもよく考え
られているな、という印象。
いずれも甲乙付けがたい美味しさですが、強いて言えば
小学生の甥や姪は、少し甘味が強くてしっとりめの「寿や」
が一番美味しいと思うのではないかと思いました。
「川上屋」のきんとんは、絶対にはずしのない安心の美味しさ。
万人受けしそうです。
但し、個人的には栗本来の素朴な素材の美味しさが感じられる
「緑屋老舗」が一番のお気に入り。
栗きんとんに負けないくらい美味しかったのが嬉野茶。
釜炒り茶らしい芳ばしい香気があり、緑茶の持つ甘味と
渋味が同時に舌の上に広がる美味しいお茶でした。
家族は、一気に3つも食べるなんてと半ば呆れていましたが
お腹の中は、ベルリンフィルかウィーンフィルかといった
何とも贅沢なシンフォニー。
きんとん1個あたり、概ね25g前後。
体重が増えても75g程度、と思うことにしておいて。(笑)
盆と正月、ごちそうさまでした!
そう『栗きんとん』です。

左から、恵那の寿や、奥が八百津の緑屋老舗、そして
右が中津川の川上屋。
前から食べ比べをしてみたかったのですよねぇ。
その夢を叶えて頂いて「盆と正月がいっぺんに来た」と
いう心持ち。(嬉)
せっかくなので、轆轤の筋目が残っている感じが気に入って
いる常滑焼きの朱泥の急須に、九州土産の嬉野茶で、夜中に
まったりと楽しませていただきました。
お茶が日本に広く伝わるきっかけとなったのは、1191年、
栄西が佐賀県の背振山に植えた事に始まるとされています。
嬉野茶は、佐賀県で作られる日本では数少ない「釜炒り茶」の
代表格。三重県の尾鷲市や岡山県でも釜炒り茶が作られている
そうですが自家消費用としてが大部分で、一般市場に出回る
ことはあまりないようです。
さて、肝心の栗きんとんのお味はというと
1)恵那:寿や
久しぶりに食べたのですが、前よりも栗のツブツブ感が残って
いるように思いました。3つの中では一番甘味が強い感じ。
砂糖独特の蜜っぽい甘味が口に残る印象です。
2)八百津:緑屋老舗
某料亭の女将さんがご友人の方から頂いているのを目撃して
以来、興味津々だったのですが、甘味は控えめで栗の「渋皮煮」
を思わせるような後味があって美味しかったです。
栗本来の美味しさが味わえる感じ。
3)中津川:川上屋
一番素直な美味しさの栗きんとんに思いました。
甘さ加減も丁度よく、栗のツブツブのサイズとかもよく考え
られているな、という印象。
いずれも甲乙付けがたい美味しさですが、強いて言えば
小学生の甥や姪は、少し甘味が強くてしっとりめの「寿や」
が一番美味しいと思うのではないかと思いました。
「川上屋」のきんとんは、絶対にはずしのない安心の美味しさ。
万人受けしそうです。
但し、個人的には栗本来の素朴な素材の美味しさが感じられる
「緑屋老舗」が一番のお気に入り。
栗きんとんに負けないくらい美味しかったのが嬉野茶。
釜炒り茶らしい芳ばしい香気があり、緑茶の持つ甘味と
渋味が同時に舌の上に広がる美味しいお茶でした。
家族は、一気に3つも食べるなんてと半ば呆れていましたが
お腹の中は、ベルリンフィルかウィーンフィルかといった
何とも贅沢なシンフォニー。
きんとん1個あたり、概ね25g前後。
体重が増えても75g程度、と思うことにしておいて。(笑)
盆と正月、ごちそうさまでした!
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