SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2009.09.03[木] 月光白生茶

今年、とても面白いお茶が入荷しました。
一応『プーアール茶』と言うことなので、ロ・ヴーでは
「黒茶」に分類しているのですが、製法を考えると単純に
「黒茶」と言い切れない気持ちも、少し、あります。

月光白生茶01


白と黒のコントラストの綺麗な茶葉。
名前の由来について、一説には「茶葉の白の部分を月の光に、
黒の部分を夜の闇に見立てた」という話があります。
そして、もう一つは「日光萎凋はせず月光萎凋をするから」
という説。
嘘か誠か、いずれにしても中国的な説明でもあり、とても
不思議なお茶。


月光白生茶02

お茶を抽出した水色は、透明感のある薄い琥珀色。
ほんのりとした甘味とほのかな苦味が、舌の上に広がります。
紅茶、と言われれば紅茶と思ってしまうかも‥?


「月」と言えば李白ですが、日本にもとてもステキな
月の光を詠んだ詩があります。


  月かげの 至らぬ里はなけれども
          眺むる人の 心にぞ住む
                      (法然)


解釈はいろいろあると思いますが、
月の光は全ての人に平等に注がれているのに、それが
わからなければ、その大切なことに気が付くことができない、
というのが大意になると思います。
どんなことでも、それをきちんと受け止めようと思う気持ち
がなければ、何も理解できません。

月光というのはあくまでも比喩で、もっときっと
大切なもの、を意味していると思いますが、ここの
部分の解釈は人ぞれぞれ。

大切なものを見失なわない心を、いつも持ち続けたい
ものです。

自分自身に注がれている月の光。
それが何なのか、来月の今夜出逢える、中秋の月に聞いて
みるのも良いかもしれません。

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個別にいろいろご質問などをいただいたので、『月光白生茶』
についての私見を。

まずこのお茶、そもそも「白茶」か「黒茶」か?
というところから始まってしまうのですが、一応、プーアール茶
であるということで説明を受けて、ボスが購入してきたものです。
ロ・ヴーにあるのは、散茶(バラバラの茶葉)なのですが、
固めた餅茶もあるようなので、個人的には、やはり「黒」で
よいかな、と。
産地も雲南省の景谷県(雲南省西南部)思茅地区になると
思います。

ティーテイスターの講座でつくづく思うのですが、最近の
中国茶って、産地が違っても同じ名前のお茶が結構出てきて
いますね。
オリジナルは「売れ筋」っていうことなのでしょうか。
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