SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2009.08.27[木] 二つの国

今、あるクラスの講座で「お茶の歴史」を学習しています。
お茶の歴史は、私のお気に入りのカリキュラムの一つ。
コーヒーやココアと比べて、圧倒的に歴史が長い分だけ
様々なドラマがあります。

随分と小さな子どもだった頃、父親に「戦争って何?」と
聞いた時「国と国とのケンカだ」と、今になって思えば
我が父親ながら、非常に単純明快な答えが返ってきた
思い出があります。(笑)

「何で国と国がケンカするの?」と尋ねると「お前たちの
姉妹ケンカと同じで、つまらんことが原因だ」と。
相手の事を思いやれば、ケンカにはならないのだと、
なぜか姉妹喧嘩の説教をされて、とんだやぶ蛇に
なってしまった記憶が。(苦笑)

お茶のことを少し学んだ事のある人だったら、それこそ
誰もが知っているというくらい有名な二つの大きな戦争。
「アメリカ独立戦争」と、そして「阿片戦争」。
それこそ、お茶が二つの国の歴史を変えたと言っても過言
ではないほどの出来事。

相手国は、いずれも英国。
個人的には、英国はとても好きな国なんだけど。

片や米国は戦いに勝利し、独立と自由という最も尊い権利を得、
片や清(中国)は戦いに敗れ、香港の割譲だけでなく広東、
廈門、福州、寧波、上海の5港の開港と、賠償金の支払いという
圧倒的に不条理な南京条約の締結を余儀なくされました。
香港が中国に返還されたのが1997年。
南京条約が結ばれたのは1842年なので、英国の支配は実に
155年に及びます。

今年の7月末、米国の首都ワシントンで『第1回中米戦略経済
対話』が行なわれました。
11月には、オバマ大統領が中国を訪問する予定だそうです。

「お茶」が理由で戦争に巻き込まれた二つの国。
自由と引き替えにお茶を捨てた米国と、お茶を捨てなかった
代わりに長く苦しい時代を乗り越えてきた中国。

たかがお茶。されどお茶。
別々の道を歩んできた二つの国が、これからは手を携えて
新しい歴史を刻んでいくのでしょうか。

さて11月、オバマ大統領が訪中をした場合に供される
お茶はどんなお茶なのでしょうね。
ちょっと興味があります。

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