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2009.06.26[金] 京都の西湖

「西湖」と言えば、中国は浙江省杭州にある湖、西湖。
5月に行ったロ・ヴーのお茶会のテーマにもなった「湖上春来」は
唐代の詩人「白居易(白楽天)」の詩『春題湖上』からとったもの。

マルコポーロが「人が西湖を訪ねる時、天国と思いこんでしまう」と
絶賛したという風景、それが西湖のある風景。
2年前に訪れた春の西湖は、柔らかな新緑の柳がゆらゆらと
風にゆらぎ、そのほとりをいつまでもずっと歩き続けたくなる
ような、そんなのどかで美しい場所でした。

ところで、京都の「西湖」に出会ったことはありますか。

京都の『紫野和久傳』に「西湖」という名前の、れんこんの
でんぷん質である蓮粉と和三盆で作られた生菓子があります。
冷蔵庫で冷やして、ようやくその形をとどめるくらいの
やわらかな口当たりで、ひんやりとした喉ごしと、控えめ
ながらも和三盆のこくのある甘さが口の中に広がるお菓子。
杭州の西湖が蓮で有名なことから「西湖」と命名されたようです。

この「西湖」とともに「希水」というお菓子をいただきました。
希水の方は、「オオバコ」が原料になっているそうで、ほのかに
林檎の香りがあります。
希水は、林檎の香りが爽やかさを運んでくれる透明な印象。
す~っとした涼を感じるお菓子です。

紫野和久傳 西湖


写真で見る限りはどちらも同じように見えますが
手前2つが西湖で後ろの1つが希水。
なんとなく微妙に違いますよね。


紫野と言って思い浮かぶのは、私の憧れの女性でもある
額田大王。

 「熟田津(にきたつ)に 船乗(ふなのり)せむと月待てば
   潮もかなひぬ 今はこぎ出でな」 (額田大王)

 (熟田津で船に乗ろうと月の出るのを待っていると、
  明るい月が出てきた。潮も満ちてきて船出には申し分ない。
  さあ、今こそ漕ぎ出そう!)


困難な海の旅へと旅立つ人々を鼓舞し勇気づける詩。
「月の輝く夜」というシチュエーションは、暗闇を照らし出す
希望の光。凛とした強ささえも感じさせる。

紫野の西湖を頂きながら、さて我が月光は何処に。
月の輝く夜はいつかしら?

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