SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2009.05.30[土] お茶会 名脇役たち(3)

千利休の「朝顔の茶会」は、あまりにも有名ですが、
小堀遠州の雨上がりの茶会での一件も知る人ぞ知る、と
いう感じでしょうか。
やはり「花」も茶会にかかせないもののようです。

お茶会もさしせまった5月20日、岐阜の講座から戻り
その足で折り返し、とある畑へ。
お客さまとボスとの間で、畑の梅の木を譲っていただける
ことになっていたのでした。

梅の木04

梅の木とは聞いていたけれど、想像以上に立派な木でビックリ。
畑では梅の実がたわわに実っていました。

私はというと、小さな剪定鋏しかもっていなかったので
「どうやって切ればいいの?」と佇んでしまいました。
だってまさか、こんなに大きな木の枝を頂けるなんて
予定していなかったんだもん!
そう思っていたら、ちゃんとお客様がのこぎりを持って
きてくれました。
さすが。

こうなってくると、現場はお客様のTさんとボスが担当し
私は専ら現場監督と化していました。(笑)
「あの枝がいいかなぁ」とか「ここら辺がいいかも」なんて
口だけ挟んで、後はブラブラ~。

梅の木05

梅の木02


作業はお兄様たちにお任せで、監督は、梅の実を採るのと
現場の撮影で大忙し(なにがだ?)でした。


梅以外にも

モミジ02

モミジがたくさんあったので、しっかりいただいてしまい
ました。
新緑が初夏を感じさせてくれます。

モミジ01


畑の梅は老梅で、枝や幹もとてもよい風合いでした。
こんな立派な木を切ってしまってもよいのかな?と
少し心が痛んでしまいました。

  「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ梅の花
                 主なしとて 春な忘れそ」

これは菅原道真が大宰府へ左遷され、京の都を去る
ときに詠んだ詩。

まさに、この畑も主がいなくなってしまい、大事に育ててきた
梅の木も切られることになったのだそうです。
そんな大切な木を、ロ・ヴーのお茶会に提供していただけるとは。

「主なしとて 春な忘れそ」
枝からこぼれおちた実が、泣いている梅の涙のようにも
見えました。

梅の木03


お茶会会場の玄関に飾った梅の枝。

梅の木01

実はこの木、車の中に入りきらず、大騒ぎで押し込んで
運びました。
最後の雄姿をたくさんのお客様に見ていただけて
梅も満足してくれたかもしれません。


今回のお茶会は、大勢の人々のたくさんの善意によって
楽しくてとてもステキな会となりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さん本当にありがとうございました。

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