SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2008.12.29[月] ゆず

「ゆず」といって真っ先に思い浮かぶもの。
例えば、『湯布院 玉の湯』さんの「ゆず玉」。

随分前のことになってしまうが、上司から「季節感のあるもので
何かお使い物が必要な時、使うと良いよ」と言って勧められたのが
きっかけ。
現在ではインターネットでも注文ができるものの、やはり電話で
予算を伝えて、売店の方と相談をしながらセレクトしたいもの。
おすすめは、柚子ジャム、柚子こしょうに柚子ドレッシング。
竹籠に入れてもらって、ボリューム感を出すためにゆず玉もいくつか
詰めてもらう。
このゆず玉は、旅館の裏庭から朝、切り取ってきてくれるそうだ。
12月に贈りたいおすすめの季節のひと品。

私はといえば、実際に湯布院には行ったことがないものの、
先にお亡くなりになった筑紫哲也さんや、林真理子さんが
この玉の湯を常宿にしていたそうなので、物書きには
居心地のよい落ち着いた宿なのだろう。

しかしここ数年、この玉の湯さんのゆずをしのぐほど、楽しみ
にしているゆずがある。
毎年、お客さまが冬至の少し前に届けて下さるのだが、今年は
実の着きがあまり良くなかったそうで、つい先日、ようやく
寺の裏にある柚子の木に、少しだけ実ったというものを
わざわざ届けて下さった。
そう、届けて下さるお客さまというのはお坊様なのだ。

毎回のことながら、概ね説教(説法?)を聞かされている私は
さしずめサボりを見つかった小坊主の心境で、馬耳東風といった
具合。
ところが、一緒に話を聞いていた人から「普通ならお金を払って
聞きに行くようなありがたい話を、ロ・ヴーにいるとただで
しかもこんな近くで聞くことができるんですねぇ」としみじみ
言われた時には、「へぇ~、そうなんだ。」

確かにこのお坊様からは、仏の道に生きる人というオーラを
全身から感じることができる。
周りの空気さえも清浄にしてくれるような人なのだ。

ならば、今年は除夜の鐘を聞きながら、お坊様のゆずで柚子風呂
にでも入ろうか。
百八つの鐘の音では足りそうもない我が煩悩も、すべてきれいに
浄化されるに違いない。
まっさらな気持ちで、新しい年を迎えることができそうだ。

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Comment
2008.12.30 Tue 09:29  たヶ #WSYSeT5E
ゆずといえば王隠堂農園のゆず巻き柿。
薄く切って、お茶といっしょでもいいですし
ブランデーとも合うんですよ。
中国茶だと...武夷岩茶・梅占あたりでしょうか。

ゆず風呂。体の芯まで温まりそうですね。
百九つ目  [URL] [Edit]
2008.12.30 Tue 21:15  say #54eKsoAw
>たヶさん
「ゆず巻き柿」なかなか斬新な組み合わせですね~。
でもオイシソウ。
アロマチックな甘い香りのブランデーと相性が
よさそうです。
あ、もちろん中国茶もね。(笑)
干し柿がお嫌いでなければ、満天星一休の
杣の木洩日も個人的にはおすすめです。
岐阜県の中津川にお店がありますよ。

ゆず風呂で109まで数えた後、ホッと温まる
飲み物でも飲んだら完璧ですね。
寒い夜にも良い夢が見られそうです。
ゆずに干し柿  [URL] [Edit]







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