SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2008.12.23[火] 大人のための絵本と‥

その昔「give and take じゃなくて give and give じゃなきゃだめだ」
と豪語していた先輩がいた。
「give and give」何となく解るような、解らないような。
本人を見ている限りでは、ウーンと唸ってしまうのだけど。(笑)

そんな個性的な先輩が、あるクリスマスにくれた1冊の本、
それが『The Giving Tree 著:Shel Silverstein』
日本語訳では『おおきな木』というタイトルで出版されている。
どうやらこの本の中に「give and give」の秘密が隠されているらしい。

さてこの本、絵本と言っても侮ることなかれ。
内容が深くて、どちらかというと大人のための絵本。
与え続ける木とそれをひたすら受け続ける少年。
何とも言えない愛の形(対象は親子でも恋人でも)が描かれて
います。
日本語版は、どうしても子ども向けの言葉で表現されているので、
できれば原書を自分の言葉に置き換えて大人の読む絵本として
味わって欲しい1冊。

そして、絵本ではないないものの最近感動したのが、名古屋
出身の作家、城山三郎氏の『そうか、もう君はいないのか』。
ご本人の著書によると、城山三郎の名前の由来は、
「城山に三月に引っ越してきたから」というのだから面白い。
ちなみに、城山(地区)とは、ロ・ヴーのある覚王山界隈のこと。
奥様との出会いの舞台が名古屋なだけに、聞き覚えのある
固有名詞が随所に出てきてついつい親近感もわく。
奥様の初対面の印象が「天から妖精が落ちてきた感じ」とは
なんとも羨ましい限り。
こんな風に思われて嬉しくない女性がいるのだろうか、なんて。
氏の妻への愛情は、歳月を経てもなお深く永遠に続いているのだ。

この2冊の本、どちらも人の心の中に潜む小さいながらも
永久(とわ)に続く深い宇宙というものを感じさせてくれる。
なんだか心がちょっと渇いてきたなと感じた時、手に取ってみては
いかがでしょうか。
一人で過ごす静かな冬の夜に。

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