SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2008.11.29[土] イロハモミジ

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ロ・ヴーから徒歩1~2分の所にある『揚輝荘』の紅葉がそろそろ見頃になってきました。

 春は桜、秋にはカエデなどの紅葉が美しい庭で、時々フラリと出掛けては季節の庭を楽しんでいます。

身近な場所でありながら、季節を十分に満喫できるお気に入りの場所でもあります。

 

さて、以前このブログの中でも書いたことのある、街でよく見かける
小さな紅い花の咲くモミジは「イロハモミジ」と言うのだそうです。
何でも、葉の裂片を数える時に「イロハニ」と数えたことに由来
するとか。

初夏の陽光に映える若緑に紅い花も美しいのですが、
紅く染まった紅葉もまた季節に彩りを添えてくれる、カエデと
言うよりもモミジと呼びたい、そんな落葉高木です。

ところで「イロハニ」の数え歌にはいろいろな説があるそうで、
個人的にはなかなか興味深いところ。
「色は匂へど 散りぬるを」というのはあまりにも有名ですが、
ひらがなに直すと

   いろはにほへと ちりぬるを
   わかよたれそ つねならむ
   うゐのおくやま けふこえて
   あさきゆめみし ゑひもせす

中学の授業で習ったのはこの歌が「暗号になっている」
というもの。
本来の歌の意味をはずして、7文字で区切ると

   いろはにほへと
   ちりぬるをわか
   よたれそつねな
   らむうゐのおく
   やまけふこえて
   あさきゆめみし
   ゑひもせす

最後は字足らずですが、そこは大目に見るとして7文字目を
縦に読むと「とか(が)なくて死す」になるという具合です。
つまり、「罪もないのに(冤罪で)処罰される」という隠し言葉
があるというのものです。

作者は不明だったと記憶しているのですが、「弘法大師説」やら
「柿本人麻呂説」、47文字は「赤穂浪士四十七士」にかけられて
いるとか、いろいろな解釈があるのも面白いです。
まあ、真相がわからない故に様々な憶測が飛び交うのでしょうね。

ところで裁判というのは、本来「一つの真実を追究して法律に
そった『正義』に基づいて公平な判断を下すもの」だと勝手に
思ったりしています。
でも実際には、真実を並べるよりも自分の立場を正当化しようと、
事実を多少歪曲した言葉を並べ立てる、というようなことは
誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか。
自分の方が正しいと思いたいのは(私自身を含めて)誰でも
同じではないのだろうか?と思ったりするのです。
いよいよ始まる裁判員制度、双方の言い分を聞いて素人が
判断するというのはどうなんでしょう?

感情に流されず冷静に判断をするというのは、なかなか責任が
重くて難しそうですが、
何はともあれ「色は匂へど」と歌う人が出ないことを祈るばかりです。

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