SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2008.08.24[日] 「闘茶」イベントの後先

8月23日、映画『闘茶』の公開初日、うちのボスが上演前の
20分間という時間をいただき、お話をさせて頂く機会があった。

以前、ブログの中でもこのことを紹介したことがあるのだが、
23日は夕方しかスケジュールの調整ができなかったため、
映画館の担当者には18:00からの講演でお願いがしてあった。

新聞などの天気予報によると、今週末から来週にかけては
ずっと雨。
前日からシトシトとそぼ降る雨を見ながら、いきなりボスが
言い出した。
「明日はお腹が痛くなるから、ミリオン座には行かない!」

「何言ってるんですか!お腹が痛かろうが、熱が39度あろうが
這ってでも行ってもらいます。」
と間髪入れずに私。

当日の朝も「今日はお腹が痛くなるから、もう帰る。」と相変わらず
我が儘を言っていた。

事実、先週からずっとスケジュールがタイトで、二人で手分けして
こなしても体力的にちょっと厳しいものがあった。

冗談抜きで「本当に逃げたらまずい」と、内心ヒヤヒヤしていた
のだが、さすがにそんな無責任なことはするはずがなく(笑)、
常連のお客さまたちの笑顔に見送られ、ボスは力無く出かけて
いった。

**************

結局、雨の夜の上演+北京オリンピック開催中にも関わらず、
予想以上にたくさんのお客さまが来場されていたらしい。
『闘茶』に関するお話を、というリクエストを頂いていたので
「バリスタと茶筅」についての話をしたそうだ。
(詳細を知りたい方は、ロ・ヴーに直接ご来店下さい!)

その後、「闘茶」ならぬ「ジャンケン大会」をして、優勝者には
完全有機・無農薬の「東方美人」という台湾のお茶をほんの少し
ではあるが、プレゼントした。
下世話な話になってしまうが、正直、このお茶は冗談のように
メチャクチャ高い。
日本ではとても商業ベースにはのらないお茶なのだ。

ところで、ミリオン座から戻って来たボスは、いい感じでご機嫌も
麗しい。
帰りを一緒に待っていてくれた皆さまとともに「幻の東方美人」
を飲むチャンスを得ることができた。

この東方美人は、1煎目よりも、2煎目、3煎目‥と煎を重ねる
ごとに美味しく化けるお茶なのだ。
まるで水蜜桃を思わせるような瑞々しさと甘みがある。
飲み続けることによって、喉の奥から香りが口の中に舞い戻って
くる感じがある。
一緒にお茶を飲んでいたメンバーもそれまでと比べ、なぜか
口数が少なかった。
お茶に酔いしれる。
まさに「余香回味」とはこのことだろうか。


私の中には「美味しいお茶の定義」みたいなものがある。
あくまでも個人的な意見なのだが、まず一つ目は『煎を重ねても
香りと味のバランスが崩れず力を発揮出来るお茶』、もう一つは、
『冷めてもおいしいお茶』。
もちろんすべてのお茶に当てはまるというわけではないが、こと
青茶に限ってはそう思うのだ。

そうなると、この東方美人はまさにその条件をしっかりと満たし
ていることになる。
その日、8~9煎くらいは飲んだと思うのだが、美味しさのバランス
は全く崩れなかった。
時間があればもっと飲み続けたかったが、残念ながら時間切れ。
思いがけない至福の一時だった。

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