SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2008.07.31[木] 仙橋抱翠(せんきょうほうすい)

今日で7月も終わり。
カルチャーさんへのカリキュラム提出も無事終わり、ほっと一息。
別の仕事の企画のため「たまには気分転換と心をリセットしたいな」
と思い、今日は古川美術館と為三郎記念館に出かけてきました。

今、古川美術館では「名画の競演」という特別展が行われています。
横山大観やユトリロ、シャガールにルノワール、コローといずれも
個人蔵の作品が小規模ながらも贅沢に展示されています。

その中で、今回のお目当ては、ジュディ・オング倩玉(せいぎょく)氏
の版画4点。(為三郎記念館、有松・竹田家、料亭稲本、揚輝荘)
「料亭稲本」の作品は、写真だけは何度か目にしていたものの、
一度実物が見てみたいと思っていたので本日念願のご対面となった
わけです。

4作品のうち、為三郎記念館(徒歩10分)と揚輝荘(徒歩1分)は、
いずれもロ・ヴーから徒歩圏内のところにあります。
私自身、とても好きな場所なのですが、芸術家ジュディさんに切り取
られたそれぞれの景色にとても興味がありました。
作品にはそれぞれタイトルが付けられていて、揚輝荘は「仙橋抱翠」。
揚輝荘の北園の正面にある白雲橋が描かれており、その昔橋の下
を流れる小川に舟を浮かべ(今はその面影もありませんが)、松坂屋
初代伊藤次郎左衛門祐民氏が外国からの客人をもてなしたそうです。
ジュディさんによると「仙橋抱翠」とは『仙人の住む橋が翠(緑)を抱く』
という意味だそうで、こういう四文字熟語を見ると、漢字は確かに中国
から渡来してきたものだのだ、と感じ入るのは私だけでしょうか。


為三郎記念館

写真は、古川美術館の方ではなく為三郎記念館の庭園から
建物を見たところ。
建物もとても素晴らしいのですが、庭に出てセミの声と深い緑に
囲まれていると都会の真ん中にいることをしばし忘れてしまい
そうになります。


お茶席

母屋とは少し離れた場所にひっそりと佇む茶室。
躙り口もあるので、抹茶席だと思われます。
記念館にはこの他に煎茶用の茶室もあります。

古川家もそうですが、伊藤家、竹田家にも茶室が
しつらえてあります。
古くから財界人と茶文化との深い関わりを語る
歴史そのものと言えるかもしれません。


古川美術館の「名画の競演」は8月10日まで。
美術館・記念館の共通券なので、同時に両方を楽しむことが
できます。
セットで、ロ・ヴー経由揚輝荘を訪ねる一日というのはいかが
ですか。ちょっとした気分転換にもなりそうです。
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