SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2015.06.27[土] 思い出の黄金桂

黄金桂


少し前のこと、今風に言うと「イケテル」青年がフラリとお店に来ました。
テーブル席に座り、注文されたお茶は『黄金桂』

席にお茶のセットをお持ちして、お茶は、こちらでお淹れした方がよいか
お客様自身で淹れられるか尋ねたら「自分で淹れます」。

フム。

ロ・ヴーをよくご存知の方はお解りになると思いますが、大体のお客様は
一煎目は淹れて欲しいと希望されます。

ご自身でちゃんと中国茶を淹れられる大学生風の男の子。
彼は何者だろう?
そんなことをボンヤリ考えていたら、お帰りの際、お客様の方から
声をかけてくれました。
「黒みつゼリーはもうやっていないんですか?」

何年か前、妹さんが覚王山の病院に通っていて、その時、母親と妹さんと3人で
何度かロ・ヴーに来ていた、ということでした。
そして当時、ロ・ヴーの黒みつゼリーが大好きだったのだと。


私の中で、一人の男の子の顔が思い出されました。
彼がいつも注文していたのが、黄金桂と黒みつゼリー。

ロ・ヴーで黄金桂を飲んで、中国茶が気に入り、茶器セットを買おうかどうしようか
とっても悩んでた。
だって、中学生にとっては高価なお買い物だから。

お母様に「病院が終わって、それでもまだ欲しかったら、帰りに寄って買えば
いいでしょう?」そう言われて、しぶしぶお店を後に。

それからしばらくして、やっぱり彼は戻ってきて、嬉しそうに、ギフト用の
茶器セット5,000円(だったと思う)を、お年玉で買って帰られたのでした。

一度だけ、お母様と妹さんが病院にいる間に、一人でやって来て、
カウンターに座られたことがありました。
彼が美術クラブにいること、黄金桂が好きなこと、そんなたわいもない
おしゃべりをしたことがあります。

背も高くなり、すっかり男らしくなったこの青年は、私より背が低くて可愛い
印象の男の子だった彼なのかしら?

「僕ももう大学生になりました」

そう言ってくれた彼に「あの時の僕かな」と、聞く勇気がなかったことが
悔やまれます。
でも、それくらい大人になっていた。

黄金桂を買ってくれた彼の手元には、あの時の茶器はまだあるのかしら。
次にお会いできたら、今度は勇気を出して、ちゃんと聞けますように。

By サ
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2015.06.15[月] オンリーワン (Only One)

ガクアジサイ


随分前のことになるけど、年輩のロ・ヴーのスタッフさんと
「この界隈ではバイオリンを習っている人が結構いるみたいだけど、やっぱり
お金持ちなんでしょうね」という話題になったことがあります。

 「バイオリンを習っている方に『バイオリンは、お金がかかって大変
 ですね』とお聞きしたら、その方から『うちはバイオリンだから平民ですよ。
 本当のお金持ちの方はハープを習っていらっしゃるから』と言われました」

と、その時、そんな風に、そのスタッフさんから教えていただきました。
いきなり「ハープ」という単語を聞いて、なかなか現実味が感じられなかった
思い出があります。

ハープだけでなく、ピアノやバイオリン、お茶にしても、どんな事でも習い事を
ずっと続けるということは、本人の生き方にも影響してくるのではないか、
と思います。

家庭や学校、職場以外での人との繋がり、という環境。
もしかしたら、自分が一番自分らしくいられる場所なのかもしれません。



福井のハープ


久しく忘れていた、その時の会話とハープという新鮮な響きの驚き。
日曜日の新聞が、そんな出来事を思い出させてくれました。

 「ハープ一台、家一件」

家と言っても、いろいろありましょうが、多分、車よりは高いんで
しょうね。
ストラディバリウスとかの世界なのかしら?などと妄想も膨らみます。

記事には日本で唯一のハープ製造会社が福井県にあるとありました。
最近流行の「Cool Japan」ではないけど、日本の高い技術が世界で
認められる、世界に誇れる、しかも洋楽の世界で、というのは嬉しい限り。

たくさんの事は望まないけど、ロ・ヴーもいつも誰かの「オンリーワン」な
存在であり続けたいな、と思った梅雨の朝のこと。

By サ
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2015.06.03[水] 雨の季節の到来

安吉白茶、紫陽毛尖、四川毛峰、明前西湖龍井、蒙頂甘露
<写真のお茶は、手前から時計周りに
安吉白茶、紫陽毛尖、四川毛峰、明前西湖龍井、蒙頂甘露>


南方から、梅雨入り宣言の便りがそろそろ。
雨の季節が近づいてきました。

こんな季節になると、体の調子が整わないという方も多くなります。
むしむしと暑く、お腹の調子がいまいち。食欲もなくなってしまうのです。

また、体や頭が重くなったり、足もむくむ、なんていうことも起きて
しまいがち。

これから本番となる梅雨の季節。
大気中の湿気が体の中に「湿邪」となって侵入してきます。

適度な湿気は人の体には必要です。
これが必要以上に多くなってしまうと、体には良くないものになって
しまいます。

この梅雨の季節になると一気に湿気が多くなります。これが体に影響を
及ぼします。体の中の余分な水分が体から出にくくなってしまうのです。
水分の代謝が上手くできれば、体の外に出すことができるのですが、
なかなかこの時期は難しくなってしまいます。
そのために体に湿気が溜まり、湿邪となってしまうのです。

このやっかいな「湿邪」を体の中に溜めず、外に出してしまいましょう。

体を冷やさないように注意しましょう。
体が冷えると汗をかきににくくなり、水分の代謝が悪くなり、ますます、
「湿邪」が溜まってしまいます。

なるべく、温かいものや「湿邪」を取り除いてくれる、旬な食材を体に
取り入れましょう。

丁度、こんな時にちゃんと自然は私たちに美味しくて、そして体の調子を
整えてくれるお茶や美味しい旬な食材を与えてくれるのです。

今、正に新茶の季節。数ある中国茶の中でも、緑茶の美味しい季節です。

そしてこの緑茶は中医学、古来の考えの中の「陰陽論」の中で体の熱を
さましてくれるお茶です。
本当に上手く、ちゃんと出来上がってくるものですね。
自然の力は素晴らしいです。

温かいお茶、緑茶を飲んで体の中の「湿邪」を追い出して、お腹の調子を
整え、これから収穫される、美味しいものをいただかないと。
旬なもの、沢山穫れますね。

これぞ、薬膳ですね。

By J
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ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

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