SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2014.11.23[日] 鴛鴦茶

鴛鴦茶
あちらこちらで、イルミネーションで街が華やぐようになりました。
毎年、イルミネーションが点灯しだすと、時が過ぎるのが急に早まり、
気が付くと、あっという間に年の瀬になっている気がするのは私だけでしょうか。


さて、もうすぐ12月ということもあり、少しづつ家の中を整理していたら、
以前、知人から香港のお土産で頂いた、インスタントの『鴛鴦茶』
(えんおうちゃ、広東語ではユンヨンチャー)を発見。

鴛鴦茶は、紅茶とコーヒーを混ぜあわせた飲み物で、香港では
砂糖とエバミルクをたっぷりといれて飲むようです。
香港では、インスタント商品まで販売されているほど、一般的な飲み物
のようなのです。

早速、気になって飲んでみました。

ミルクティーのような、カフェラテのような、なんとも不思議な味。
でも、なんだかとても美味しい!

紅茶とコーヒー、それぞれが個性があって、それだけで美味しく頂ける
飲み物を合わせてしまうなんて、なんとも香港らしい飲み物の気がします。

歴史的にどんな状況も受け入れ、自分たちの文化を育ててきた香港。
紅茶の習慣が根付いていた中、コーヒーが入ってきたらば、
それを混ぜ合わせて飲んでみよう!という発想になったのかしら。と
空想を広げてしまいました。

『鴛鴦』とはオシドリや、二つのものが一緒に。という意味だそうです。

それぞれにしっかりとした味・文化があるお茶と、コーヒー。
鴛鴦茶は、それらを融合させて、新しい味と世界観を覗かせて
くれたのでした。

家庭にあるティーバックの紅茶や、インスタントコーヒーにスキムミルクや
練乳などを混ぜて、簡単にできるようなので、今度、自分好みの鴛鴦茶を
作ってみようと思います♪



By.N

    00:01  Trackback : 0  Top

2014.11.17[月] 万里錦繍

自家製ロースハムと無農薬秋野菜のゼリー寄せ
Photo by Makoto.K


このたびは 幣も取りあへず 手向(たむけ)山
   紅葉(もみぢ)の錦 神のまにまに
                      <菅家>


11月9日の日曜日に開催された、中国茶とフランス料理の午餐『万里錦繍』。
タイトルを見た瞬間、心の中に浮かんだ歌。

菅家とは、遣唐使の停止を唱えた(おぼろげな記憶ですが)、菅原道真のこと。
飛梅の歌でも有名ですが、秋の風景を詠ったこの歌は、百人一首で
親しんでいる方も多いはず。


写真では解りにくいけど、自家製ロースハムとゼリー寄せにした色とりどりの
野菜は、契約農家さんの季節の無農薬野菜。


桂花雲緑
Photo by Makoto.K


お出迎えのお茶はオリジナルのブレンドティー「桂花雲緑」。
桂花(キンモクセイ)のふんわりとした香りが漂う冷たいお茶です。


北海道産真鱈のブレゼ 各種きのこと牛蒡のソース


北海道産真鱈のブレゼ。
ゴボウのソースを添えて。


秋の味覚のアンサンブル


秋の味覚のアンサンブル。
綺麗な色の柿のソルベに、ムラサキ芋のガレット。
イタリア産マロンのクリームに自家製サツマイモチップス。


景邁喬木老樹茶
Photo by Makoto.K


綺麗な彩りのデザートに負けないようにと、用意したお茶は
景邁喬木老樹茶(プーアール茶)にメイクイの蕾を一粒。

ブログでは全てのお茶とお料理のご紹介ができませんでしたが、
今年最後のロ・ヴーのイベントを飾るのに相応しい会となりました。

ご参加下さった皆さま、美味しいお料理を作ってくれたシェフ、そして名脇役の
パンを用意してくれたくまくるさん、いつも写真綺麗な写真を快く提供して
下さるATOMAさん、本当にありがとうございました。

次回は春のイベントで。
どうぞよろしくお願いします。


By サ
    00:54  Trackback : 0  Top

2014.11.10[月] 棗(なつめ) 小さなりんご

棗写真2

クロウメモドキ科の棗の果実を夜露にあて、日にさらし
干した紅棗。

中国では古くから、暮らしの健康食として親しまれています。
「一日、三個の棗を食べると歳をとらない」と言われるほど
老化防止、美肌を保つために大変、重宝されています。

秋は棗の実がなる季節。

先日、ある教室の受講生さんから、こんな質問がありました。
「家で棗がなるんですが、実が赤くならないんです。種類が
違うんでしょうか。」

棗の実は日にさらすことによって赤い色を出すと言われています。
収穫直後は赤い実ではなく、どちらかと言えば、緑色の実に少し
赤みがかっている程度の色なんです。
天日で干すこと、約一週間、この赤い棗に変身するのです。

また、その受講生さん、「トゲがあるんです。痛いんです。」と。
そうなんです。鋭いトゲが枝にあるのです。
美しいものにはトゲがあると言いますが、美味しいものにもトゲが
あるんです。

勿論、生でも食べることができます。りんごのような、食感と
甘酸っぱい味が特徴です。

干すことで実は乾燥します。乾燥された棗は生の果物に比べ味や
栄養分が凝縮されるのです。
また、長期間、保存できるのも嬉しいですね。

中医学の視点から見ると、生の果物は体を冷やすものが多いです。
干して乾燥させたものはその心配がありません。

医食同源から、薬膳料理にも使います。
棗が入ったお粥は定番のメニューです。

これから寒くなる季節、冬の体力向上、風邪の予防に是非、棗入りの
お粥やブレンドティーをメニューに加えてみてはいかがでしょうか。

活身茶:棗を使ったブレンドティー

By J
    00:01  Trackback : 0  Top

2014.11.04[火] 一杯の紅茶の世界史

一杯の紅茶の世界史

読書の秋、というからではないけれど。
文化の日だから、と言うわけでもないけど。

お久しぶりにお茶関連本の話題です。

『一杯の紅茶の世界史  磯淵猛著』
紅茶好きな方や、中国茶インストラクターや茶藝師などの資格を持っている
人たちは「とっくの昔に読んでいるよ」と言うかもしれません。

著者の磯淵先生は、周りの紅茶好きさんから絶大な支持をされてたという理由も
あって、あまのじゃくな私は、何となくスルーしてしまっていた一冊。

中国茶と比べてヨーロッパに伝わったお茶の歴史は浅いのだけど、
トワイニングやリプトン社の話、ティーバッグの誕生やアイスティー、レモン
ティーの誕生についてなど、紅茶ならではの話題が興味深く、楽しめました。

漠然と「多分知っている」ことが整理整頓できたようなスッキリとした気分です。
(気持ちだけだと思うけど)

「たまには紅茶でも」と思った時に軽く読める一冊。

中国茶インストラクター講座を2015年1月から開講する予定で、テキストの見直しを
これからするところなのだけど、紅茶のページをもう少し増やしてみようかしら?

なんてちょっとだけ思ったりして。


By.サ
プロフィール

ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

カレンダー
10 | 2014/11 | 12
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
リンクバナー
那覇の旅行情報
<那覇の旅行情報>
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ
Pagetop