SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2014.09.24[水] 謎の東方美人

東方美人

妹の北海道土産のお菓子をいただこうと、秘密の(?)お茶
ボックスをガサゴソ。
美味しいお茶とデザートは、私にとって疲れた心と身体を癒してくれる
大切なひとときです。

目に付いたのが『ウートン蜜蘭香単欉』という広東省の青茶。
「ヨシ、これにしよう」と袋の中を見てみたら…。

どう見ても、私の目には台湾の青茶『東方美人』の茶葉にしか見えない。

なぜ?

単欉の袋に東方美人が入っているのはどうしてだろう?
まさか、置いている間に単欉の茶葉が変化して、東方美人のような
茶葉に変化した?

おかしいなぁ、と思いつつも、とりあえずのんでみることにしました。

すると案の定、東方美人で間違いありません。
多分、単欉の袋が空いていたから、自分が入れたんだよねぇ…。
思い出せないけど。(笑)

東方美人は、実にたくさんの名前を持つお茶です。
白毫烏龍茶、香檳烏龍茶、膨風茶、フォルモサウーロンの他に、
古いところでは、紅ウーロンなどなど。

烏龍茶の中で、最も発酵度が高いと言われるように、お茶の色や香り、
味わいも紅茶のような印象のお茶。

今から15年以上も前、初めて中国茶と出逢った頃、結構、このお茶に填りました。
口の中に広がる、蜜のようなトロリとした味わいと、飲めば飲むほどほのかな
甘味が喉の奧にも感じられ、烏龍茶の美味しさを再認識させてくれた
思い出深いお茶。

紅茶に近いだけあって、ホットはもちろん、アイスティー、炭酸やお酒と逢わせて
アレンジしたり、デザートに使っても、どれも美味しくできて、オールマイティ。
過去には東方美人を使ったデザートもお店でお出ししていたのでした。

機会があれば、中国茶を使ったアレンジティーやデザートのレシピなども
ご紹介しようかな。

それにしても
何時の間に単欉蜜蘭香の袋に東方美人をいれたのか、どうしても思い出せない。
考えれば考えるほど、ちょっと謎。

By サ

2014.09.17[水] 観月茶会『望月望郷』

中秋節:ススキ
Photo by Hideo.N

遥か昔、中国が「唐」と呼ばれていた時代、日本人でありながら
中国名を持つ人がいました。

晃衡こと阿倍仲麻呂です。

 「三笠の山に いでし月かも」

時の皇帝に愛された仲麻呂が、ようやく許され、唐から日本へと帰国の途につく際
日本語で詠んだ歌とされています。
そしてこの詩は、西安でも記念碑として漢詩で刻まれています。

船は日本にたどり着くことなく、その後、仲麻呂は生涯を唐に捧げました。
二つの国の架け橋となった彼が眺めた月は、どんな風に心に映ってにいたのでしょう。


9月8日 17:26 方位97.8°
月の使者が舞い降りた 特別な夜。


月のうさぎ
Photo by Makoto.K


月に捧げるのは…

ザクロ
Photo by Makoto.K

ザクロに


中津川の栗
Photo by Makoto.K

中津川の友人から特別に送ってもらった栗。


月餅
Photo by Makoto.K

そして、幸せの願いが込められた、円い円いお菓子、月餅。
今年は閏月があるために、一つ多い13個。


梅山高山茶(中焙火)

今日の日のために少し焙煎を強めにかけた台湾の梅山高山茶。

茶碗の中には、月の使者からの贈り物が、、、。
月でうさぎは薬を作っていると言われる中国。
お茶はもともとは薬から始まったとされます。

ひとひらの茶葉には月の使者の思いが込められています。



月のうさぎは

準備のお昼間、「風」と共に現れ、少しいたずら。
夕刻、少し恥ずかしがりましたが、雲を蹴散らし、輝く姿を現しました。

お茶会佳境では、お茶席の間を跳び回り、ご参加の皆さんに月の幸せを
運んでくれたのでした。



水面に映る中秋の名月
Photo by Hideo.N

終幕は池の水面にひと跳ねし、美しい後ろ姿を残し、月へと帰って行きました。
水面残ったのは、ひときわ輝く名月だけ。



沢山のご来席、ありがとうございました。
満席にて、魔法の雫が飲めなかったという皆さま、申し訳ありませんでした。

次はうさぎの魔法に出会えますように。

2014年9月8日 中秋の名月
Photo by Hideo.N


<Special Thanks>
幽玄な世界が漂う数々の写真を、今回のブログで使用することを快諾して下さった
お二人に感謝です。
ありがとうございました。


By J
    00:26  Trackback : 0  Top

2014.09.10[水] たくさんの感謝とウサギの魔法

スーパームーン

今年は暦の関係で、閏9月があり、名月が3回見られるのだとか。
中秋の名月と10月の十三夜、そして171年ぶりに11月5日にもう1回。

最初の名月、9月8日の十五夜に中秋の名月を楽しむ会、『観月茶会』が無事
終了いたしました。

毎回のことながら、仕事や家の用事をやりくりして、スタッフとしてお手伝いを
してくれる受講生の皆さん、お忙しい中、ご来場下さるたくさんのお客様、
そしてスムーズな運営にご尽力下さる庭園の皆さまと、たくさんの方々に支え
られて、今回も大盛況の内に幕を下ろすことができました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

お茶会の様子は後日、改めてご紹介させていただくとして
今夜は昨夜ドタバタで撮れなかったお月様を。

とても明るくて、そして大きくて。
最初は月と気が付かなかったくらい。(ピントが甘くてゴメンナサイ)

昨夜のお茶は、ウサギの魔法がかかった特別なお茶。
ちょっと飲んでみたかったなぁ…とスタッフ一同の声を代弁してみたりして。

By サ

2014.09.01[月] 「風」 暴れる

ユキヤナギ


さて、これはどこの写真でしょう?
そうです。
ロ・ヴーの店に入る階段の写真です。

いや、しかし、いつもと景色が違う。
植え込みがあの位置にあります。

これは先回の台風11号が上陸した日のロ・ヴーです。
植え込みを高い所から、低い階段の所へ待避させたのです。

この11号の前、8号の時に大失敗。
植え込みは無惨にも道路に落下。
鉢は粉々に大破してしまったのです。


中医学において、万物は天の気、地の気の融合によって成り立っているという
考えがあります。

その中の天の気が「風」「寒」「暑」「湿」「乾」「火」の六気です。
そしてこの中で一番我々が影響を受けるのが「風」。

我々は「風」によって成長します。
逆に「風」の強さによっては被害を受けてしまうのです。

そよ風は心地良いですが、暴風は邪をもたらすのです。

しかも、暴れん坊の「風」は上へ上へと向かう性質があるのです。
これで上段に置いてあった植え込みが真っ先に攻撃を受けてしまったのです。


台風11号上陸当日、昼過ぎから覚王山は「風」が暴れました。
下から上へと暴れまくった「風」。

こんな中、ロ・ヴーには大勢のお客様がお越し下さいました。
ずぶ濡れ姿のお客様方。
ひとこと、「雨が下から上へと降ってきました!」と。

こんな皆様のお姿に感動と感謝でいっぱいになってしまいました。

どこからか、聞こえてきました。「クシュン、クシュン」の連発。
今度は人の体の中で「風」が暴れはじめてしまったのです。

「風」が邪になって「風邪」となるのです。
かぜを引かれてしまったのでは?、、、

これから台風シーズンの到来。
「風」よ、暴れて「風邪」にならないでおくれ。

By J
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ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

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