SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2012.08.31[金] 写真と動画

ロ・ヴー


今からもうずっと前、2008年に出会ってから4年。
http://lovu08scenery.blog98.fc2.com/blog-entry-138.html
名古屋ではちょっと有名なカフェ ブロガーさんへと大きく飛躍された彼が
「写真を撮り直したい」と言って来てくれました。

こちらがそのブログ。
レイガスの名古屋カフェ巡り
http://raygass.blog4.fc2.com/blog-entry-221.html

彼のブログは4年前からいつも一貫して、偏りのない感想が書かれています。
今回はお店のホームページにも写真の使用許可をいただいたので、店内写真を
何枚か使わせていただこう…っと。(^^

店内撮影についてはお店によって色々な考え方があると思うけど、ロ・ヴーは
基本的にお客様の手元の茶器や道具類の撮影はOKです。
内観も、他のお客様に迷惑のかからないようにという条件付きでOKです。

禁止事項は、スタッフの写真を勝手に撮ること(笑)と、我々スタッフが
お茶を入れているところを動画で撮ること。
最初に聞いていただければまだ良いのですが、いきなりカメラをバーンと
向けられた時には、ちょっと驚きます。というかゴメンナサイ、ちょっと
怖くて引きます。

そんなロ・ヴーですが、今回はテレビカメラ以外では(笑)、特別に
初ジイヤ先生のお茶を入れている動画付き。

重いのに三脚まで持参で来て下さって、4年分、すっかり大人な彼なのでした。
さて、どの写真を使わせていただこうかな。
目移りしちゃう♪

2012.08.27[月] いでし月

MOON


 「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」

あまりにも有名な阿倍仲麻呂の歌。

仲麻呂は遣唐使として中国に渡り、日本人でありながら、中国人でさえ
合格が難しい超難関の科挙試験に合格をした(?)とされています。
一説には日本人で科挙試験に合格したのは仲麻呂だけ、とも言われています。


仲麻呂は、時の皇帝・玄宗から厚い信頼を得て、帰郷をなかなか許され
ませんでした。その後、ようやく帰郷が許されることになりますが
この歌は帰国の際の宴席で、仲麻呂が詠ったものだとされています。

結局、船は難破して安南(ベトナム)に漂着し、仲麻呂の祖国への思いは
叶えられませんでした。
その後、安南から再び長安に戻ったものの、最後まで日本の地を踏むことなく
異国の地で72年の生涯を閉じました。

西安には仲麻呂が帰国の際の宴で詠った、五言絶句の漢詩が記念碑となって
残されているそうです。


   翹首望東天
   神馳奈良邊
   三笠山頂上
   思又皎月圓

2012.08.24[金] 

先週末、お客様から自家製のナスとベビーキャロット、そしてプチトマトを
頂きました。

ベビーキャロット


手前にあるニンジンの半分折れているようなのは、私が囓った後。
一口囓った後で、あ、写真撮ろう!と思いついたので…。(笑)

ドレッシングも塩も、何もつけずに囓ったベビーキャロットは、お日様と
大地の香りがしました。
写真を撮った後は、もちろん1本完食。
ピーターラビットの親戚になった気分。
(そんな可愛くないだろ!というツッコミはなしで:笑)

2012.08.21[火] 弘法様の日

毎月21日、日泰寺の参道では、弘法大師の命日(3月21日)にちなんで
弘法様の縁日が行われます。

弘法様の縁日01


今日はお天気がよかったけど、あまりにも暑かったので、参拝される方は
かなり少な目。
朝の忙しい時間帯でもスイスイと歩いていけます。


下の写真は、昨年2011年11月21日の縁日の様子。この日はあいにくの
曇り空だったけど、気候の良い時期はいつもこんな感じで大混雑。

弘法様の縁日02


私はこのサーターアンダギーの屋台の角を右に入りたいのに、あまりの
人混みで簡単には通してもらえません。
思わず屋台のオジサンに(この時は沖縄風のオジサンでした)「3つ下さ~い」
と言いたくなるような、サーターアンダギーの甘い誘惑にフラフラ。(笑)


この数週間、同時多発的に色々な事があって、最初は「モヤッ」レベル
だったのが、あっという間に「モヤモヤモヤ…」。
心の中の葛藤があって、かなりモヤモヤな日々を過ごしていましたが
ただただ時間は無情に過ぎていくばかり。

でもそろそろタイムリミット。


今朝、覚王山に着いて、今日の青い空と元気いっぱいのおじいちゃんや
おばあちゃんを見ているうちに、この人達の過ごしてきた終戦後の日々を
考えたら、自分の問題なんて小さすぎて、何だか情けないなぁ…って
思えてきた。

明日は明日の風が吹く。
先輩方には負けていられないから、明日からは全速力で走りますわよ♪

2012.08.17[金] マグノリア・ティー(Magnolia Tea)

お茶は寂しがりやさんと言うのをご存じでしょうか?
ロ・ヴーはお茶屋さんなので、お茶は売るほどあるのですが(笑)
なぜか買わなくてもお茶が集まってきます。

マグノリア・ティー


少し前にいただいた、ちょっと面白いお茶。
名前がとても綺麗で「マグノリア・ティー(Magnolia Tea)と書いて
ありました。作られたのは岐阜の方。

マグノリア…。
モクレンのお茶?と思ったら「朴の花」のお茶だそうです。

朴の花って、あのサルボボとかある高山の朴の木のホオ?と確認
したら「そうです」と。

朴の木(というか花だけど)と言われても、イメージできるのは
朴葉味噌くらいしかない。
そもそも、朴の木と聞いてサルボボと朴葉味噌を思い浮かべる自分の
想像力の乏しさにも問題ありなんですけど。(笑)


聞くところによると、朴の木はれっきとしたモクレン科だそうで
花も確かに、モクレンに似ていると言われれば似ているかも。

前置きが長くなりましたが、肝心のお茶は朴の花そのものが入って
いるわけではなく、スリランカの紅茶、ディンブラをベースに朴の花で
香り付けをしたフレーバーティーです。ディンブラは渋味も少なくサラリと
した味わいの紅茶なので(あくまでも個人的な印象ですが)花の香りとの
相性も良いのかもしれません。朴の花の香りは、ジャスミンや珠蘭よりも
もう少し甘い印象。どちらかというと、ベトナムのロータスティー(蓮茶)
っぽい香りと言った方が近いかもしれません。


ディンブラはそのままストレートで飲むのが好きだけど、こういう
お茶もありかもしれないと、その発想力の豊かさを美味しく頂きました。

それにしても
朴の木って、葉っぱだけじゃなく、花も使えるのね…。

2012.08.16[木] 

青空


朝のうちは雨がパラパラとしていたのに、雨が上がった後は青空。
今日(8月15日)は67回目の終戦記念日。

戦争が終わったことを知った時、この国の多くの人たちは、うつむいて
じっと地面を見つめたのか、瞼を固く閉じて、溢れんばかりの思いを
心の中に閉じこめたのか、空を仰ぎ見て、その青さの中に過ぎ去った過去を
見ていたのか…。

平和の中に生きる私には、それを知る術は何もないのだけど、今日の空は
青く、とても美しい。
世界には、青い空が美しいと思う余裕さえない人たちがまだまだ少なくない。
もしかしたら「美しい」という言葉を知らない子どもたちがいるかもしれない。

平和をありがとう。美しい日本をありがとう。

たくさんの悲しみを乗り越えて。
きっと、明日は今日よりすばらしい。

2012.08.12[日] 紅楼夢

紅楼夢と言えば、中国がまだ清と呼ばれていた頃、お茶の世界でも有名な
乾隆帝の時代に書かれた小説。
『三国志演義』、『水滸伝』、『西遊記』などと並ぶ中国古典の傑作と
言われています。

残念ながら私はそれを読んだこともないし、舞台なども見たことがない
のだけど、一度は読んでみたいと思いつつ、全12巻(らしい)という
途方もないボリュームに尻込み。誰か読み聞かせしてくれないかなぁ…
と、相変わらず他力本願な考えの私です。(笑)


紅楼夢


気軽に紅楼夢の気分を楽しむには、やっぱりこれでしょ。(笑)
『紅楼夢』という名の「6年物の上澄みだけを使用した紹興酒」だそうです。
紹興酒の難しい味の違いは分からないのだけど、中国茶をやっているなら
ぜひ試して下さいと言われ、せっかくなのでいただきました。

ワインと違って紹興酒は、頭が痛くならないのが有り難い、という話では
なくて、上澄みだけを使用しているというだけあって、味わいは透明で
クリアーな印象。それでいて舌に乗った感じはまろやかでやさしい。

飲みながら清代の上流階級の気分にタイムスリップ…、じゃあただの
酔っぱらいになってしまうので、清代の貴族になった気分が楽しめる
ドラマティックな紹興酒、という感想文にしてます。(笑)

機会があれば、ぜひお試し下さい♪

2012.08.08[水] 壺中天

お茶の世界に『壺中の天』という言葉がある。

壺中の天


中国の故事(後漢書に由来するらしい)によると「市中で薬を売る老翁が
夜になると店先の壺の中に入って寝るのをみて、漢の国の人が頼み込んで
一緒に壺の中に入れて貰った。すると中は広く宮殿楼閣をなし、酒や肴が
満ちていた」ことから、俗世間とはかけ離れた別世界・別天地のことを
表すという。


利休以来、茶室は宇宙、壺中の別天地のようなものだとされている。
小さな躙り口をくぐった時に頭の中が一瞬空白になり、その後は小さな
空間であるはずの茶室が、まるで宇宙のように大きく広がって見えると
いうものだ。

昨日撮していた東方美人の茶杯の中に、逆さまに映る景徳鎮の杯があった。
(写真をクリックして頂くと大きなサイズでご覧いただけます)
中国茶のことをご存じの方はイメージが湧くかもしれないけど、中国茶の
茶杯はお酒のぐい呑みサイズ。
その小さな杯の中に子ども用茶碗くらいのサイズの景徳鎮の杯がある。

茶杯の中の茶杯。

小さな宇宙の中に映るのは、それよりも少し大きな世界。
こんなささやかな器の中にも別天地が見える。

お茶を飲むとき目指したいのは、壺中天という宇宙。

プロフィール

ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

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