SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2012.07.31[火] 目指したいのは透明な

ラムトニック


中国茶というと、どうしても「熱いお茶」というイメージが強い。
実際、いつもお店で熱いお茶を飲み慣れているお客様のほとんどが
最初にアイスティーを飲まれても、結局その後で「次はホットで」と
おっしゃるのだ。

熱いお茶をまったりと何杯も飲みながら過ごすひとときは自分自身と
向き合うことのできる大切な時間。
ゆったりと流れる時間に身をゆだねると肩の上の重い荷物も少しは軽く
なるような気がするのは、私だけだろうか?

冷たいお茶は、火照った身体にゴクゴクと流し込むと「あ、もう飲ん
じゃった」という小さな喪失感というか、寂しさを感じる。

とは言うものの

こうも毎日暑いと、アイスティーも飲まずには過ごせない。(笑)


アイスティーを作る時は「透明でクールな」というのが私の中のキーワード
なのだけど、これがなかなか難しい。
ラムトニックのように、見ているだけで清涼感が感じられるような透明な色
とライムのような香りと炭酸のはじけるような爽快感が理想なんだけどな。

そんなお茶、できるかな?できるといいな。

2012.07.27[金] 中国王朝の至宝

NHKさんから素敵なご案内をいただきました。
10月10日~12月24日、東京国立博物館で『日中国交正常化40周年特別展
中国王朝の至宝』
が開催されるそうです。


中国王朝の至宝


リーフレットによると、中国最古の王朝と言われる夏の時代から宋の
時代まで、歴代王朝の都・中心地域に焦点をあて二つの王朝の対決と
いうような手法をもって、それぞれの特質が凝縮された代表的な文物を
対比しながら展示するとのこと。


例えば

1)王朝の曙 <蜀:四川の金 VS 夏・殷:中原の青銅>
2)群雄の輝き <楚:南方の神秘 VS 斉・魯:中原の伝説>
3)初めての統一王朝 <秦:絶対権力が生んだ破格の美 VS
              漢:安定と洗練が生んだ様式の美>

などなど、対比のテーマも興味深い限り。


いつもは名古屋はスキップされてしまうのですが、今回は名古屋でも
展覧会があるようなんですね。(^-^)
ただし、名古屋は来年。(笑)

東京の後に神戸へ行って、その次が名古屋。
2013年4月24日~6月23日…。orz
ほとんど1年後の話じゃあないの。

1年待つか、東京まで出かけるか。
見に行った人の話を聞いてから決めるという必殺技もあり。(笑)

速攻で見に行かれた方、ぜひ感想をお聞かせ下さい♪

2012.07.23[月] シェ・トト (Chez Toto)

仕事柄、夜の外食はなかなか思うようにままならないので、もっぱら
お店の休日のランチ専門食べ歩き。(笑)

ビストロと言いつつも、ビストロ風カジュアルフレンチなお店が多い中
ここは、ロ・ヴーのグルメなお客様やジイヤ先生も認める正真正銘の
真面目?で美味しいビストロです。


シェ・トト

この日も暑かったので、まずは白ワイン。
お昼間から飲んでも罪悪感を感じないのは、昔の職場の上司のせい。(笑)



シェ・トト

ランチのセットメニューのサラダ。
もう少し色気のある盛りつけでも良いと思うのだけど、食堂なので
贅沢は言いません。(笑)



シェ・トト

オプションのオニオンスープ。
サイズがかなり大きめで、一瞬「しまった!」と思ったけど、とても
美味しくて、私の胃袋には量もまったく問題ありませんでした。(笑)



シェ・トト

赤ワインを追加。



シェ・トト

メインは魚か肉かのどちらかをチョイスできます。
今日は、牛のマスタードソース。
実は、マスタードソースが結構好きだったりして。


最後のデザートは外せない。
メニューに「Pêche Melba(ペッシュ・メルバ)」とあるのをみて
「絶対これ!」と最初に決めていました。

まだ20代だった頃、某アイスクリームショップの「ピーチメルバ」
というフレーバーが大好きでした。
桃の風味のアイスクリームに小さくカットした白桃が入っていたもの。
「Peach=Pêche(桃)」は解ったのだけど、これはフランスのデザート
なの?じゃあメルバはどういう意味?これは英語?フランス語?などと
思いながらどんなデザートか期待でウキウキ♪


そして出てきたデザートがこれ。

2012.07.19[木] 泥より出でて…

蓮の花02

ある日、ジイヤ先生が持ってきた美しい花。
チューリップの花のようにも見えるピンク色の蕾。
両手を合わせて作る蕾と同じくらいの大きなサイズ。

「大きい」と言うよりは「でかっ」と言いたくなるくらいです。(笑)

まさか一般家庭のお庭に、このサイズの花はないでしょうと思い、
思わず「どこにあったんですか?」と。

何でも、蓮根畑をお持ちの方が花を切り取ってお店に飾って下さいと
持ってきて下さったそうです。(ちょっと安心。:笑)



蓮の花01


そう、この花は蓮の花なのです。
花が開くと、驚くほど本当に大きくて、帽子として頭の上に乗せたら
とてもカワイイだろうな、と思うほど。
花びら1枚が指を閉じた片手くらいの大きさで、花は私の頭のサイズ
よりも間違いなく大きいです。


夜、西湖に舟を浮かべ、蓮の蕾に茶葉を入れて花びらの香りを移し
朝早く花が咲く頃、再び舟を浮かべ、花の中から茶葉を取り出し
花の香りがついたお茶を喫した、というような話を聞いたことがあります。
何と風流な情景でしょう。


きっと葉っぱの上にお酒でも(冷茶でもいいけど)入れて、茎をストロー
にして飲んだら、さぞ美味しいだろうな…。


ハス



そうそう


ハスの茎


ハスの茎は、まるでレンコン!
絶対にストローとして使えると思う。(笑)




蓮の花03


  泥より出でて 泥に染まらず

蓮はそんな風に言われていますが、自然が作るピンク色は、どうして
ここまで綺麗でいられるのだろうと思うような、東洋の色。
ずっといつまでも眺めていたいような、心の癒される色でした。

2012.07.16[月] 茶室学

カウンター越しに、お客様の読んでいる本の表紙の文字。
「茶…xxx」?。
「茶」の続きは何だろう?新しいお茶本か!?

電車で隣に座っている人が読んでいる本を遠巻きに見つめる
おじさんのように(失礼)、何を読んでいるのかな~。(笑)
おじさんはシャイですが、おばさんは聞かずにはいられません。

「面白そうな本ですね~。お茶関係の本ですか?」と
一応、遠巻きにしながら遠慮がちに聞いてみます。


茶室学


で、見せて下さったのがこれ。
『藤森照信の茶室学―日本の極小空間の謎 藤森照信著』 


Ethnic(民族) にlogy をつけて Ethnology(民族学)
Society(社会) に logy をつけて Sociology(社会学)

茶室 + logyは何だろう?
思わずそんなことを考えてしまいました。

興味津々で見ていたら、
「ちょうど今読み終わったので、お貸ししますよ」と。
内心、やたっ!(笑)

お話によると「理数系脳の人のお茶に対する考え方というか発想が
おもしろいですよ~」とのこと。
お茶と茶室学の関係。いったい、どんなことなのだろう…。

2012.07.11[水] The Secret Life -虹をつかむ-

虹


ロ・ヴーには個性的なお客様が多いとよく言われるのだけど、と
(お客様が別のお客様のことをお互いそう言っているのです:笑)
ある方にお話したら「そうですかね~。でも類友っていいますもんね!
ジイヤ先生とサンタさんがそういう人を引き寄せるんですよね、きっと!」と
笑顔で明るく言われました。

「ルイトモねぇ…」

確かにジイヤ先生からは「宇宙人的」と良くいわれるけど、自分では
ごく普通のどこにでもいる人なんですけど、という自覚しかない。(笑)

お店のオーナーはジイヤ先生なので、きっとジイヤ先生に楽しい人たちを
引き寄せる磁力というか吸引力みたいなものがあるのではないか…と。(笑)


そいえば少し前、ある友人から「Walter Mitty(ウォルター・ミティ)みたいだね」
と言われたことを思い出しました。

それって誰だろう?と思って、はい、調べました。(笑)
今は便利なんですね。ネットであっと言う間に世の中のことが、とりあえず
何でも検索できます。

検索した結果は「‥‥。」orz
日本語の翻訳本『虹をつかむ男 ジェイムズ・サーバー著/鳴海四郎訳』
出ているみたいなので「読んだことないので本を買って読んでみます」と
連絡をしたら「本ではなくてショートストーリーだよ」と親切にその原文を
メールで送ってくれました。(笑)

それにしても、ウォルター・ミティと同じなんて言ったら、まるで横断歩道の
アフリカのシマウマとキリンと同じじゃないの!(笑)


まさか、ブルーベリーを鳥に食べられたのを見て、一人海へ漁に出かけて
自分の獲物を守るために、サメと死闘を繰り広げたなんて妄想話は出て
こないと思うけど。
もしかしたら、サンチャゴじゃなくてキューバでモヒート飲みながらリゾート、
なーんて Daydream を見たりして。(笑)

あ、決して壊れているわけではありません。

合い言葉は「pocketa-pocketa-pocketa」
心当たりのあるあなた、ぜひ読んでみて下さい♪

2012.07.08[日] 恩施玉露

中国茶の中では、極めて数少ない「蒸青緑茶(蒸し製法の緑茶)」と言われる
『恩施玉露』。 7月の月替わりのお茶は、このお茶に決めました。

恩施玉露



ここ最近読んでいる本のせいで、久しぶりに言葉の森の中を彷徨っています。


 分け入つても 分け入つても 青い山
                    <種田山頭火>


先日、とある方がお好きだと言っていた山頭火の句。
分け入っても、分け入っても…、まさに今の私の心境そのもの。

本の件は、また別の機会にご紹介するとして、とりあえず初心に帰って
少し頭の中を整理してみようということで選んだお茶です。


お茶を勉強している人はご存じだと思いますが、1835年に山本山の六代
嘉兵衛徳翁が宇治郷小倉の木下家において玉露茶を発明します。
つまり、というか多分「玉露」という名は日本で生まれたと考えられます。

しかし、恩施玉露は中国湖北省の緑茶。しかも蒸青緑茶。
このお茶が作られ始めたのは、清代後期とのこと。時代から考えると
すでに蒸青緑茶は殆ど姿を消し、炒青緑茶(釜で炒る製法)が主流のはず。

以前、講座の際にこのお茶を飲んだ誰かが「へぇ~、玉露も中国から
来たんですか!」と驚いていたことがあるけど、「いやいや、日本の玉露は
山本山さんが発明したお茶だから」と。

但し玉露誕生の前に、1738年に永谷宗円が「青製煎茶」と呼ばれる
現在に通じる美しい緑色の緑茶の製法を発明し、そのお茶を山本山が
販売したことに深い関係にあると考えるのが自然です。


では、中国の恩施玉露は、中国の伝統的な蒸し製法を今に伝えるお茶
なのか、それとも…?

いったい私の青い山はどこまで続くのやら。(苦笑)
7月の青い山、山頭火の気分を味わってみたい方、ぜひどうぞ♪

2012.07.05[木] ドールハウス完成!

先般、茶筅についてブログに書いたのですが…。

その後「茶杓もなかったから」といって、追加で送って下さったもの。


茶杓01


箱に入っていたのは茶杓。
あまりの小ささにビックリ。


先の部分は、きちんと焼いて曲げてあります。
いったいどうしたら、こんな小さなものをこんなに綺麗に作ることが
できるのでしょう?

茶杓と対になった箱は、茶筅の箱と同じ柄。
箱にもその細やかな心遣いが滲み出ています。


茶杓03


そして

折り鶴01


「おまけ」として同封して下さった折り鶴。
最初は何が入っているのか、解らなかったくらいの小さなサイズ。

ご覧になったお客様の一人が「裏側もきっちりズレがなく折ってある
んですね~」と感嘆していらっしゃいました。


ミニチュアの茶道具



ついに、茶の湯のミニチュア、私のドールハウスの完成。(*^-^*)

溜め息で飛んでいってしまいそうなくらいの小さなお茶道具。
今日からは、店内では「恋の病」以外の溜め息厳禁。(笑)
もちろん、お客様も、ですよ!

プロフィール

ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

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