SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2011.05.27[金] 深読みなフェルメール(2)

事の発端は「レンブラントとフェルメールが来る!」でした。
厳密には、レンブラント=名古屋市美術館、フェルメール=豊田市美術館
なんですけど。

ちなみに、豊田市美術館は、数年前に東京のお客様から「名古屋に住んで
いながら豊田市美術館を見ていないなんて。建物を見るだけでも価値が
あるから見に行っていらっしゃい。」と教えていただいた建築物。
このお客様は建築関係がご専門か、東京からわざわざ豊田市美術館を
見に来ることもあるとおっしゃっていました。

そんな理由から豊田市美術館もいかなきゃ~と数年来思っていたので
これは丁度よい機会だと、ついはしゃいでしまったのです。

取りあえず『Interior with a Woman Playing the Virginals
:ヴァージナルを弾く女(でいいのかな)』はフェルメールの作品では
なく、ウィッテの作品であることが多分間違いないということが解りました。

このことを教えてくれた本人にどのタイミングで伝えるかが、悩み
どころですが…。

2011.05.23[月] 深読みなフェルメール(1)

ヤン・フェルメールという名前を意識したのは、多分2008年夏、
東京都美術館の『フェルメール展 ~光の天才画家とデルフトの
巨匠たち~』が開催されてから。
所属しているNFDの会報誌で、彼の作品がいかに素晴らしいかが紹介
されていて「ああ、見たいけど名古屋はスキップされるんだよね。
東京はいいなぁ~。」なんてぼやいていました。(笑)

そんな3月のある日、とあるコンサート会場でもらった2枚のチラシ。
1枚はレンブラント、そしてもう1枚がフェルメール。
「何なに、どういうこと!?」と思わず表裏をひっくり返してマジマジと
真剣に読んでしまいました。

「レンブラントとフェルメールが名古屋に来るよ!」と張り切って
話をしていたら、「深読みのフェルメールってご存じですか?」
と興味をそそられる誘惑。
「ご存じありませ~ん。」と答えると「本をお持ちしますね」と優しい言葉。

で、お借りしたのが
『The Universe of English(東京大学出版会)』という英語の本。
しかもモノクロ。(苦笑)

2011.05.19[木] 今月のお茶:竹葉青

ここ数ヶ月、さすがに目が回るほど忙しくて「今月のお茶」も
1月のニュージーランドの烏龍茶以来、すっかりご無沙汰して
しまいました。

「忙しい」と言うと、そのまま字の如く「心がなくなる」ような
気がして、なるたけ言わないように気を付けてはいるものの
それでも「目が回る~!」というくらいドタバタな日々でした。
でも実は5月下旬から7月まで、再びドタバタな生活が始まるの
ですよね。。。。

で、とりあえず言い訳はこれくらいにして(笑)
5月と6月のお茶として、明前(当たり前と言ってしまえば
身も蓋もありませんが)の『竹葉青』をご用意いたしました。


竹葉青:四川省・緑茶

2011.05.16[月] メイプルのケーキ

4月はお茶会だけでなく、明前のお茶(清明節前に摘まれたお茶)
のテイスティングや、新規スタートの講座の打ち合わせなど、
もろもろの作業に忙殺されてしまいました。
今月のお茶も、ブログで紹介する余裕もなく…。

お店でお問い合わせをいただいた場合は「四川省の新茶、竹葉青
なんだけど、案内できてなくてゴメンネ~。」と思いっきり
口頭説明。(苦笑)
ホント、スミマセン。

講座のお菓子も、月末までにはブログにアップしたいと思いながら、
こちらも5月も中旬になってからのご紹介です。


メイプルのケーキ

2011.05.13[金] さつき茶会-マルコポーロ

  『上有天堂, 下有蘇杭』
  (天に極楽あり、地に蘇州・杭州あり)


今からおよそ740年ほど前、マルコポーロは中国・杭州を訪れた時
「まるで天国かと思うような世界で最も美しく華やかな天上の都市」
と絶賛しました。
 そして私たちの国、日本のことを「黄金の国、ジパング」と
称えました…。


立礼席で来場のお客様への感謝の言葉は、こんな風に始まります。
白鳥庭園さんのリクエストもあって、今回もご挨拶付きで。

イタリアはベニスの商人であったマルコポーロが、中央アジアや
中国をヨーロッパへ紹介した『東方見聞録』はあまりにも有名。

天上の楽園とまで言わしめた、杭州。そして黄金の国、ジパング。
マルコポーロは、日本へは来ていなかったものの、日本のことを
「ジパング(黄金の国)」と紹介しています。
一説によるとこの黄金の国伝説は、岩手県平泉の中尊寺金色堂を
表しているのだと。

2011.05.12[木] さつき茶会-Traditional

イロハモミジの碧
Photo by ATOMAさん


茶会を開催する時、2席以上の場合は、いつも1つは中国の
伝統的なイメージの席を作ることにしています。


茶席<碧>
Photo by okayan.さん

正直、トラディショナルな装いは、あまりジイヤ様好みではない物の
あまり中国茶に詳しくない人たちにも期待感を持って『The 中国茶』
を体験してもらいたいから。


今回、<碧>の席でご用意したお茶は、台湾青茶の『四季春』。
台湾烏龍茶らしい甘い香りとすっきりした味わい、いかにも春
らしい名前が、やわらかな春の日射しを感じて頂けるのでは
ないかと思ってチョイス。

お茶を飲む杯は、もちろん聞香杯と茶杯のセットで。


聞香杯
Photo by ATOMAさん



清明上河図
Photo by ATOMAさん

こちらは、清代 院本『清明上河図』。もともと宋(960-1279)代の人、
張択端(12世紀頃)が制作した『清明上河図』
ベン梁(今の河南省開封、北宋の都)盛時の風物を描いたもので、
縦35.6cm、横1152.8cmというサイズ。

2011.05.10[火] さつき茶会-茶席の色

お茶席を作る際、茶会のテーマとは別に、茶席のイメージが
まとまるようテーマを決めています。


   春題湖上

    湖上春来依画図
    乱峰囲繞水平鋪
    松排山面千重翠
    月点波心一顆珠
    碧毯線頭抽早稲
    青羅裙帯展新蒲
    未能抛得杭州去
    一半勾留是此湖

    <七言律詩 唐:白居易(白楽天)>


この中の『碧毯線頭抽早稲(深緑色の絨毯の糸の先かと見えるのは、
早稲が穂を出したところ)』のくだりから、和室の茶席を<碧>
『青羅裙帯展新蒲(青いうすぎぬのスカートや帯かと見えるのは、
蒲の穂がのびたところ)』のくだりから<青>としました。

とは言うものの、今回は東日本大震災の復興チャリティー茶会と
いうこともあり、杭州の西湖と東北にちなんだ内容にできればと。

2011.05.06[金] 軌跡

お茶会の記事もアップしなければ、と思いつつ、撮っていただいた
写真が揃うまでしばしお待ち頂くとして。

今日(すでに昨日になってしまいましたが)は、ロ・ヴーが
覚王山で産声を上げてから、11年目の誕生日。
過ぎてしまえばあっという間でしたが、それまで飲食業という
業界とは無縁の人生で、紆余曲折の11年でもありました。

ちなみに…。
昨年の5月5日(ブログの日付は今年同様6日ですが:笑)には
こんなことを書いています。
http://lovu08scenery.blog98.fc2.com/blog-entry-378.html

さて、つい最近、白鳥庭園でのお茶会を終えたばかりですが、
私たちが初めてお茶会を開催したのは、小さなロ・ヴーのお店の中。
当時のスタッフさんの紹介で、ホテルのフレンチ・レストランで
働いていたシェフとのコラボで「中国茶とフレンチのマリアージュ」
という試みでした。

プロフィール

ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

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