SCENERY

その壁がなくなれば、世界がもっと広がります 

2016.01.25[月] お米の力

お雑煮

暖冬と言っていた今シーズンの冬も、小寒が過ぎ、大寒が過ぎたら
寒さが戻って、いつもの冬に戻った感があります。
冬の空気の冷たさをを感じる方も多いですね。

こんな冬に力を発揮する「餅」。

東南アジア、米を作っている地域、たくさんあります。
色々な種類がある米。その中でも、もち米。いろいろな方法で食されています。
地域によって使われ方も様々、日本では、もち米を蒸し、臼でついて、
餅にしますね。

寒くなるとやはり、食べたくなってしまうこの餅。
新年を迎えると登場する、雑煮。
餅の形、丸い形、四角と違います。そしてこの餅、焼くのか煮るのかで味わいが
変わりますね。
また、小豆汁やしょう油味、みそ味と汁にも特徴が出ます。
中に入る具もご当地特有の具が入ります。
あるところでは、イクラが入ったものがあったり、黒砂糖を最後にかけて、味を
整えるといった雑煮もあるようです。

それぞれ、特徴があってとても面白いですね。ご当地の味です。

先人たちは冬という厳しい節を何とか乗り切ろうと考えたと言います。
「寒」という厳しい邪でした。
この「餅」もこの邪を乗り切るための大事な知恵だったのです。

もち米には温める力があります。そして力が長持ちする。

寒い冬にはなくてはならない食べ物であった訳ですね。
力が長持ちして、体を温めてくれる薬膳だったのです。
それを、ちゃんと今の世代まで引き継いでくれた訳ですね。

「米の力」、大きな力です。

そして、他にも忘れてはいけないものがありました。
「あられ」
これも、もち米で作られたものでしたね。
温かいお茶と一緒に、ちょっと、一服と言う時のあられです。
お茶うけには抜群ですね。

薬膳の知恵で体を温め、力をつけてこの寒さを乗り切りましょう!

By J

2013.09.16[月] 空也の最中

空也の最中

台風が愛知を直撃した敬老の日。
午前中は風雨ともにかなり激しかったけど、台風一過の言葉通り、午後からは
涼しいくらいの風と爽やかな空気。
そんな爽やかな風に乗るようにして、以前、ロ・ヴーでスタッフとして働いて
くれていた子が、東京から名古屋に来たついでにとお店に顔を出してくれました。
東京から名古屋に来て、その後再び東京へ戻り、昨年はお母さんになったのでした。

生まれたての頃「ガッツ石松みたいなんです」と言って、画像を送ってくれた
のだけど、ちゃんと可愛い女の子でした。
その後、ガッツさんから昇格して?今は怪獣…。(笑)
もっと小さいかと思っていたら、もう10カ月になるのだということで、怪獣じゃ
可哀想なので「アイドルはるさん」に今日、改名しました。

名古屋にいた頃は、ちょっとひ弱な感じの彼女でしたが、ハハとなってからは
かなりたくましくなったみたいで、左腕にはるさん、右手に「空也の最中」。
片手で赤ちゃん抱えられるくらい強くなったんだ~と思わず見入ってしまい
ましたよ。

はるさんの目には、私はハハと同じ様な印象みたいなんだけど、ジイヤ先生
くらいのお年頃の男性には免疫がないようで…。
思いっきり「ガン見」です。
怖い物みたさというか、じぃーーーって視線が釘付け。(笑)
子どもは正直だからね~。

彼女たちが帰ってから、さっそくごちそうになった最中。
空也の最中は、皮がパリパリで芳ばしくて、中の餡も甘すぎず多すぎず。
本当に美味しい。
何でも夏目漱石や林芙美子も贔屓にしていたとか。

いただくお菓子が特別に美味しく感じられるのは、幸せな気分のせいか、
それとも、それくらい空也の最中がシンプルに美味しいのか。
2個食べて、3個目を食べようかちょっと悩んで、やっぱり止めました。

幸せは少しずつ小出しに楽しむのがいい。
でもみんなで分け合った方がもっと幸せを感じられるよね。
たくさんの幸せをありがとうございました!

2013.09.09[月] にいはお

にいはお


漢字の「你好」でもなければカタカナの「ニイハオ」でもない。
多分、私たち日本人が最初に覚えるであろう文字、ひらがなの「にいはお」。
ひらがは、漢字やカタカナにはない独特の丸くて滑らかな印象があるので
柔らかな文字列を眺めていると優しい気持ちになります。

岐阜県の関市にある中国料理店「にいはお」は、こじんまりしていながらも
『中国茶インストラクター』の資格を持ち、薬膳の勉強や中華組合の勉強会
などにも力を入れているオーナーのお店です。

地元出身じゃない方や若い方には関市と言ってもピンとこない人がいるみたい。
「関の孫六で知られる刃物で有名な所」と説明しても反応は今ひとつ。それ
よりも刃物の有名メーカー、貝印やフェザー安全剃刀発祥の場所と言った方が
今の人には解りやすいかも。(笑)


前置きが長くなってしまいましたが、その関の「にいはお」へ行ってきました。

にいはお

まずは餃子ととりあえずビール…と言いたいところだけど、今回は車だった
ので、アルコールフリーで気分だけビール。(笑)


にいはお

カシューナッツと鶏肉の炒め。ナッツと鳥は好きな物のひとつ。(^^


にいはお

麻婆豆腐。
山椒がしっかり入っていて、黒い色の麻婆豆腐。口の中で最初はピリピリとした
辛さの後に続く甘味が残り、好みもあると思いますが「辛いけど甘い」という
何とも言えないバランスが、私にとって美味しい麻婆豆腐のお約束。
名古屋だと唐辛子で辛味を付けてある赤い色の麻婆豆腐も結構多くて、それを
見た瞬間に「失敗した」と心の中で思ってしまうほど、味に違いがあります。
一つだけ我が儘を言わせていただければ、多分ご飯のおかずに丁度良いように
作ってあるからだと思いますが、ご飯のおかずではない私は、餡のとろみが
もう少し少な目の方が更に好み。


にいはお

こちらは酢豚。
写真を撮りながら気が付いたのですが「同じような色合いの物ばかりオーダー
しちゃった」。こういう色の食べ物が好きなのかな。(笑)


にいはお

エビとチャーシューの炒飯。
正直、これは「おいしい~!」の一言。
ご飯の甘味とチャーシューの甘味、そして卵のほんのりとした甘味が口の中で
絶妙にマッチして、素材の味わいが損なわれることなく楽しめます。


食事の途中、何度となくご近所のお母さんと思われる女性のお客様が来店されて
店内で食べるのではなく「Take Out」つまり「お持ち帰り」をされていました。

中国料理って火力が強い方が美味しくなるから、自宅で作るよりもこうして
気軽にお持ち帰りできる美味しいお店が近く(車で来ていた人もいたけど)に
あれば「我が家のキッチン」として使えるんだということを発見。

覚王山にも「にいはお」があると嬉しいんだけどな。

 <にいはお>
  住所 〒501-3804 岐阜県関市 円保通3-4-23-106
  Phone. 0575-23-851
  営業時間 11:30-14:00/17:30-22:00(水曜日定休)

2013.06.04[火] 朔日餅

今年の伊勢神宮は、20年に一度の式年遷宮の年。
伊勢に住むHさんから「遷宮の行事に参加できますけどどうしますか?」と
いう有り難いお話を昨年から頂いていたのですが、今年の8月の予定を
去年の9月頃までに回答しなくちゃいけないという高いハードルに加え、
週末の行事なので、今回は泣く泣く見送りです。
20年後の遷宮の時は、もう仕事もしていない(と思う)ので、その時は
ぜひ誘ってとお願いしておきました。

頑張って元気に長生きしなくちゃね!

そんなHさんからの、とても嬉しい差し入れ。

朔日餅:麦手餅

赤福の朔日餅をご存じですか。

1978年から赤福本店が始めた、月替わりの毎月1日だけに販売する特別な
お餅です。
名古屋の一部のデパートでも予約をすれば買うことができるのですが、
届けてくれたのは、赤福本店のもの。

今月は1日が土曜日と重なったため、新聞の記事によると、1000人以上が
行列をつくったとか。
Hさんは午前1時から並んだということでした。それでも200番台だったらしく
行列の長さの想像もつきません。

6月の朔日餅は「麦手餅」と呼ばれるもの。
月替わりのお菓子なので、次回食べることができるのは、来年の6月1日。
1年に1日だけの楽しみです。

麦手餅はもちろん嬉しかったのですが、夜中から買いにでかけて届けてくれた
その気持ちが一番嬉しいのです。

一緒に頂いた皆さんも「噂には聞いていたけど、本物を見るのは初めて。
食べるのがもったいないです」という人もいて、感無量。

本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。

2013.02.13[水] 笑って許して

お店をオープンする前の時間、店内や店の前をお掃除したり、メールの返事を
書いたり、配送の準備をしたり、時にはデザートの仕込みをしたり、経理や
事務仕事をしたり…と結構忙しくバタバタしています。

そして時々気が向くと、気分に合わせて試作をしてみたり。

とある日のこと。
ちょっとした試作をしていたのだけど、気が付けば使いたい日本酒がない。
考えてみれば、うちの店にはリキュール類はいろいろあっても日本酒は使うことが
まずないので、なくて当たり前かも…。

「日本酒、日本酒」とつぶやきながらふと思い出した、ジイヤ先生がお客様から
頂いた中国土産のお酒。
中国土産なだけに、きっと紹興酒か白酒に違いない!

我ながら良いアイディアだと思いガサゴソと探してみたら、ありました♪

多鞭亀甲酒


箱には何も書いていないけど「いかにも中国~」っぽい。(笑)
箱を開けて中身をみたら、確かに紹興酒や白酒っぽい色。キャップを開け
匂いを嗅いでみたらちょっとスパイシーな感じがしたけど、瓶の文字を
ゆっくり読む余裕もなかったし、ま、甘いリキュール類よりは良いでしょと
とりあえず使ってみる。


「先生~、ちょっと食べてみて下さーい!」と呼んでさっそく試食。

クンクンと匂いを嗅いで、ジイヤ先生が一言。
「何か変な匂いがする。これ食べられるの?」

「食べられるものばかりで作ってありますから食べられます」と私。

人体実験はヤメテ欲しいというジイヤ先生に「試食です!」とキッパリ言い切り
とりあえず試食会。


「やっぱり何か変」と抗うジイヤ先生に「一応食べられるものだけで作って
あるんですけど、化学反応でも起こしましたかね」と、私。(笑)
ただし日本酒がなかったので代わりに紹興酒もどきを入れたと伝えて、改めて
どんなお酒だったのかをじっくり見てみました。


多鞭亀甲酒

『多鞭亀甲酒』

重たい空気が…。

鞭とは中国の言葉で、男性のナニを表すようです。
ナニというのの適当な言葉を浅田次郎風に表現するならば、宦官の場合は「宝
(ここは中国風に「bao」と発音して下さい)」、つまり「棹」のことなんですね。

ラベルを見るとベースはやはり白酒で、鹿や牛、黄狗のものが入っている
みたいです。そう思って瓶の中をマジマジと見たら…ナニか細長いものが!
はい、たぶん人参ですね。粒っぽいのはクコの実のような。(笑)

調べてみたら、元気がでるタイプのお酒だったみたい…。

言わなきゃいいのに「これ、持ち帰られた方が良いんじゃないですか?」と
つい口が滑り…。(汗)
「結構です。いりません!」先生のご機嫌がナナメになってしまいました。

中国の悠久の歴史が誇る生薬の世界なだけに、身体にとてもよさそうなんだけど。
最近疲れが取れないなぁ、とおっしゃる方は中国のこんなお酒もお試しに
なられてはいかがでしょう。

ジイヤ先生の「人体実験をす(る)な!」という声が聞こえてきそうだけど。(笑)

2013.02.02[土] 柚餅子

柚餅子


去年の12月、柚子の話になった折にゆべしのことが話題になりました。
和菓子の柚餅子は知っていたものの、本物?の柚餅子っていったいどんな
味わいなんでしょうと言っていたところ、先日、手作りの柚餅子を持ってきて
下さった方がありました。

地方によって様々な形や特徴の柚餅子があるようですが、今回いただいたのは
丸柚餅子と言われるもの。

丸柚餅子とは、柚子の中身をくり抜いて、それを柚子釜として器に見立て
その中に味噌や餅米、胡桃、胡麻などを詰めた後で蒸し、自然乾燥させた
ものだそうです。
歴史は古く、源平の時代に生まれたとも伝えられているそうで、現在のように
冷蔵庫や冷凍庫もなかった時代、元々は保存食や携帯食として作られていた
ようです。

茶会のお菓子としても使われていたという話を聞いたので、早速、薄くスライス
して、お茶請けとして戴いてみました。


柚餅子


味噌のほのかな辛みと柚子の爽やかな香りが口の中に広がります。
クリーミーなチーズなんかとも相性が良さそう。
お酒のつまみとして(も)美味しくいただけそうな感じでした。


和菓子の柚餅子は以前から知っていたものの、これが本来の柚餅子なんですね。
昔は柚餅子を携行して、戦や旅に出ていたのでしょうか。

列車や自動車のない時代、旅に出るというのはどんな気持ちだったのだろうと
(勝手に旅行用と決めている)想像しながら、お茶やお酒とともに戴く柚餅子は
また特別な味わい。
ごちそうさまでした♪

2012.09.30[日] 中秋と言えば

西安旅日記。たびたび(シャレじゃありません)中断してしまいますが、30日は
中秋なので、やっぱり今年の月餅を。

そんなに月餅というお菓子を好んで食べる方ではありませんが(そもそも中華圏
では、中秋の前にしか月餅を売っていないような…)今年も月餅、ちゃんと
真面目に(?)食べています。

幸いにも今年は中秋前に西安に行くことができたので、せっかくなのでホテルで
お買いあげ。

MOONCAKE(月餅)

ディスプレイしてあったものを仲間の一人が見つけ、みんなでカワイイ~!と。
隣のワインのボトルを見ていただくと分かるように、かなりのサイズです。
先ほどメジャーで計ってみたら、直径34cmなり。(笑)

あと先考えず、初日の夜、即決で買ってしまいましたよ。
当然、スーツケースに入るわけもなく…(入れたら他のものが入らなくなる)
大切に抱えて持ち帰りました。(笑)

2012.09.15[土] 永楽屋さんの琥珀

西安紀行のその前に。
ここ数日ちょ~っとお疲れモードなので、少し甘いもので一休み。

西安では、早寝早起き、たくさん歩いて美味しく食べて、で、未だかつて
ないくらい健康的な生活を送っていました。
もう忘れちゃうくらい何年もこんな生活していなかったなぁ。シアワセ♪

永楽屋 琥珀


写真は、永楽屋さんの琥珀で「柚子こごり」という名前のお菓子。
京都土産に頂きました。

外側のシャリっとした歯ごたえと、噛んだ後、口の中にふんわりと広がる
爽やかな柚子の風味。
これ、美味しいんですよ。ホント。
美味しいお茶が飲みたくなります。

海外から帰ってきて、美味しい和菓子を食べると、日本人で良かった~って
思うわけです。

美味しいお菓子も食べてシアワセ満喫したし、いよいよ西安珍道中の始まり♪
プロフィール

ロ・ヴー

Author:ロ・ヴー
<ロ・ヴーの風景>
中国茶や日々の出来事、旅の思い出などを綴っています

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